短時間に成果を最大限にするため、あなたはどんなことに気を付けていますか?
ワタシは「スキル」に注目してきました。
しかし、それより大切なのは、「思考アルゴリズム」でした。
成功=スキル✖️思考アルゴリズム
にある、とたくさんの仕事が早い社長たちに会ってきた著者は言います。
要は考え方のクセ。
著者は、一流の人たちの思考のクセをパソコンのOSのように自分の頭に入れてきました。
ここであなたの頭にひとつでもインストールしたいものをみつけてもらえたら嬉しいです。
すぐやる人のアルゴリズム
「ピッパの法則」
著者はそれまで「忙しいから実行できない」と思っていました。
しかし、せいこうしている社長たちのほうがよほど忙しい。
そこで成功している社長たちに「なぜすぐ行動できるのか」を聞いてみました。
「ピッと思いついたら、パッとやるんだ。
君と話していて、こんなことをやったら面白いと感じる。
君が帰った瞬間にやる。
それだけだ」
その場ですぐやるか、できない場合はいつやるかその場で決める。
すると、タスクを滞らせず、次々こなしていけるので、キャパが倍増します。
著者は、この方法を身に付けてから、仕事のキャパが10倍に増えました。
それまでは商談を終えると会社に戻ってから次の提案を考えていましたが、商談しながら次の提案を考えるようになりました。
すると、商談終了時に次のアポもとれるようになったのです。
すると、未解決案件を抱えることがほぼなくなり、す〜っと心が軽くなり、常に頭がクリアな状況を保てるようになりました。
後でじっくり考えない 法則
ある人が1時間で終える仕事を、8時間かかる人がいます。
ある人が5分で終える仕事を1週間かかる、という人もいます。
ワタは後者です、、、
この違いは、「アイドルタイム」という実務に取り掛かるまでの時間。
これが異常に長いのが原因です。
仕事が遅い人は、「後でじっくり考える」が前提になっています。
1 打ち合わせで一方的に話を聞き、わからないものは後で考える。「後で考える」つもりだから、その場で聞かない。
2 その場で得た情報をもとに、「どうするのか」じっくり考える
3 「どうしていいのかわからない」から、先輩や同僚に聞く
4 先輩や同僚は会議に出ていないから、意見をもらえる確証はない
5 確証がないまま企画を立てる
6 確証がないので、企画の精度が低い
仕事が早い人は、打ち合わせが終わった直後に実務に着手する前提で打ち合わせをしています。
1 打ち合せ段階で、全てが明確になるまで詰める。「認識の齟齬がないか」「これはこれであっているか」など、わからないものはその場で確認する。打ち合せ終了時に不明点がない
2 何をどうすればいいかわかっているので、打ち合せ直後に着手し完成。確認済み情報が多いので、精度も高い。
ここで大事なのは「アウトプットをイメージしながら打ち合せする」こと。
そのばで質問して、どれが正しいのか、確認。
打ち合せは、「この後すぐ、何をどうすべきか」が明確な状態で終えるのです。
①重要度②緊急度③すぐ終わる で考える
仕事の成果は優先順位の付け方で決まります。
「結果に対して影響度が高い」ものは、重要度が高い。
「今すぐ対処が求められているもの」は緊急度が高い。
つい緊急度を優先したくなりますが、上記の順が大切です。
重要度が高いものを優先していると、緊急になる前に解決し、いつしか緊急の仕事が発生しなくなります。
さらに応用編。
重要度と緊急度が高いタスクばかりの時はどうするのでしょうか。
この場合、完了にかかる時間が短いものを優先しましょう。
10秒以内に終わるものなら今すぐやる
仕事が遅い人は、上司から頼まれた小さな仕事を、大きな案件を終えてから、とメモして後にします。
しかし、これはサクッと終わらすのが正解。
著者は、
1 10分以内に完了→今すぐやる
2 30分以内に完了→今日中にやる
3 1時間以内に完了→明日中にやる
4 1日以内に完了→2週間以内、やる日を決める
5 すぐやる価値のないもの→やらないと決める
としています。
今週もお疲れ様でした。
お仕事をサクサク進める方法をインストールして、来週はもっと早く進めようと思います。
では、また。