勇気とは、難しいこと、怖いこと、不安を覚えることにチャレンジする能力のこと。
でも、あれこれ考えているうちに、
「じゃあ、この案件は持ち帰って考えようかな。。。」
なんて言っているうちに、申し込みの締め切りが過ぎてチャンスを逃す、なんてことがよくあります。
そんな時は、「5秒ルール」です。
方法は簡単です。
「5、4、3、2、1」とカウントダウンして、自分の中の恐怖心やめんどくさがる気持ちを無視。
勇気と自信の声に従って行動するのです。
「一瞬の勇気は、1日を変えることができます。
1日は人生を変えることができます。」
これは著者の言葉。
ほんの5秒。
でも、世界中のSNSで成功例が爆発的に報告されたツールです。
しかも、脳科学的にもとても有効な手段です。
今日から、ちょっと試してみませんか?
人生の全てを変える最強ツール
人生は5秒で変えられる。
著者はそう断言します。
科学的裏付けもある、この5秒ルール。
1度につき5秒で決断する、ただそれだけです。
たったそれだけですが、人生を変える唯一の方法。
5秒ルールは簡単に習得できる上、とても強い影響力を持ちます。
人生、恋愛、仕事はもちろん、自信を持って発言することも、堂々と生活できるようにもなります。
著者は、朝起きるのがとても苦手でした。
何度もスヌーズボタンを押し続けていました。
ある朝のこと。
ちょっと聞きかじったルールを朝起きるための戦略のひとつとして、くだらない遊びだと思いながら試みました。
しかし、著者の人生は5秒ルールで様変わり。
朝起きられるようになっただけでなく、結婚生活からキャリア、自信のあり方、お金の使い方、子育てに至るまで、あらゆることが改善。
小切手が不渡になる程ギリギリだった生活が、預金額が7桁になり、夫といさかいが絶えなかったのに、無事結婚20周年を祝うことができました。
著者はこの5秒ルールをSNSで紹介したのですが、世界中から成功した投稿が相次ぎました。
中には、直接著者にいかにうまくいったかを話してくれる人もいたほど。
実は5秒ルールは、あなたの中の非凡な才能を引き出します。
リーダーの資質やロックスター、アスリートや社会変革者としての才能や能力をも目覚めさせてくれます。
また、自分を客観視したいときにも有効。
感情をコントロールしたい時も、5秒ルールが役立ちます。
たくさんの成功例の中には、断酒が成功した人もいるほど、習慣化にも強烈な力を発揮します。
脳からブレーキがかかるわずか5秒間がチャンス
朝、初めて著者は5秒ルールを試みました。
5、4、3、2、1と逆から数えるだけで・・・。
すると、冗談みたいに大成功。
なんだか理由は説明出来ませんが、効果があることはわかりました。
何ヶ月間もの間、朝の6時に起きられずに苦しんでいた著者。
5秒ルールを試した途端に、いつもの行動パターンを変えられたのですから。
のちに著者が学んだ話によると、5秒のカウントダウンは、私たちの心の中でギアを上げる働きがあることがわかりました。
カウントダウンをすることで、いつもの思考パターンが阻止されます。
心理学者がよぶところの「権力の行使」モードに切り替わります。
数を数える間に、脳は言い訳をするのを忘れます。
そして、立ち止まって考えるかわりに体を動かすと、体の生理機能に変化が起きます。
すると、心がそれに同調するのです。
心理学の専門用語では、5秒ルールは「開始の儀式」と呼ばれるもの。
5秒ルールが作用するのは、前頭前野。
前頭前野は脳の1領域です。
あなたが物事に集中するとき、行動を変えるとき、計画的に行動するときに活性化します。
前頭前野は他にも、習慣のループ、活性化エネルギー、行動の柔軟性、認知バイアス、神経可塑性、進歩を促すサイクル、統制の所在に関わっています。
著者は翌日も5秒ルールで6時に起床できました。
さらに面白いことに気づきました。
6時に起きるかを迷うのと同じように、「5秒で判断を下さなければならないとき」が、1日に何度もあることです。
「あれをしなければ・・・」と思いながらも考え込んでしまうと、大抵はうまくいきません。
脳が停止信号を発するからです。
この「5秒間のチャンス」に気づくことで、著者の全ては変わりました。
問題は明らかでした。
著者自身が問題だったのです。
いつもこの5秒のうちに自分の行動を押し留めていたのでした。
かくして、著者はこのような誓いを立てました。
「私の人生のためになることがあれば、自分の気持ちは無視して、5秒ルールを使ってとにかく実行しよう」
著者は、早起きだけでなく、ジムに行くときも、仕事を探すときも、飲酒量を控える時も、良き妻や良き母として行動したい時も、5秒ルールで自分の背中を押すようになりました。
5秒ルールの具体的なやり方
・「運動したいけど、疲れているしなぁ・・・」と思った。
「5、4、3、2、1」と数えて玄関に向かい、ジョギングに出かける。
・1日の飲酒量を超えそうになったら、
「5、4、3、2、1」と数えてバーボンのボトルを片付け、部屋を出ていく。
・夫のクリスにキツイ口調で嫌味を言いたくなったら、
「5、4、3、2、1」と数えて口調を和らげ、もっと優しい態度で接するようにする。
・レジュメを書かなければならないのに、放置していることに気づいたら、
「5、4、3、2、1」と数えて机に向かい、レジュメにとりかかる。
おまけにこのテクニックは実に強力です。
自分の背中を押して行動すると、連鎖的に自信と生産性も向上するのです。
本書には、さまざまな成功例が載っています。
どれも身近で読み手に自信を持たせてくれます。
例えばレイチェルは、「さまざまな変化が起き」、結果的には「体重を14キロ落とし、生まれて初めて家を買い、夫婦関係を活性化させ」たそうです。
こんなブログを一緒に読んでくださるあなたですから、今週も頑張ったことと思います。
おつかれさまでした。
せめて、夜はのんびり過ごしてあなた自身を癒してあげてくださいね。
では、また。