猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「本物の自信」を手に入れる方法~『反応しない練習』

「もっと自信を持たなくちゃ」と思うことはありませんか?
新しいことを始めるとき、慣れない環境、緊張する瞬間・・・。
自信たっぷりの人を見ると、羨ましくなったり。
今回のキーワードは、「妄想であることを自覚する」です。


こんばんは、ラブです。
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本日は、PCの調子が悪いので、写真が巨大ですみません。
自信は、不合理
「とりあえず、根拠なんかなくていいから、自信を持っていいのです」
という考え方もあります。
それでも、何だか不安になってしまうなら、『反応しない練習』では、こんな考え方も紹介しています。

ブッダの考え方に照らせば、「自信が欲しい」という考え自体に「不合理」がある、といいます。

成果が出せるかどうかは、その時点の状況次第

というのも、「自信」というのは、「自分はこれができる」「必ず成果を出せる」という判断です。
しかし、よく考えてみると、状況は常に新しく変わるもの。
つまり、仮に1度は成功したとしても、次にうまくいく保証はどこにもないわけです。

ということは、「自信を持つ」ということは、現実には不可能であると考えられるのです。

実際に、実業界でもスポーツ界でも、業績を上げている人で「自信があります」という言葉は聞きませんね。
もしいたら、「危ない感じがする」という印象を持たれることが多いかもしれません。

自信なんて、考えなくてよい、というのがブッダの考え方です。
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「それより、今できることは何だろう?」
それでも、「自信」が欲しくなってしまう背景には、「妄想」があると著者は言います。
1つ目の妄想は、「自分はできる」と思いたい”慢”。
世の中には、やたらプライドが高かったり、上から目線だったりする人がいます。
一見彼らは「自信家」に見えますが、ただの「すごい人に見られたい」という願望があるだけですよね。
根拠のない妄想が見え隠れしていますね。
2つ目の妄想は、「不安を打ち消したい」ための妄想です。
こちらの人が多いのではないでしょうか。
失敗するかもしれない、できないかもしれない、上手くいかないかもしれない・・・。
そうした将来の不安も、妄想です。
これを打ち消すために、「自信を持ちたい」と考えているのです。

まさに、妄想を「上乗せ」して、「自分はできる、すごい」という妄想を重ねてしまう。

ワタシもまさに、そうでした。
「上手くいかないかもしれない」という不安を打ち消すために、根拠のない妄想に、さらに「もっと、もっと自分はできるはず」という妄想を重ねていました。
今、しみじみと振り返るに、現実を見ていない妄想を根底に持った生き方は、実力も根拠も伴っていないので、危険極まりないバランスでした。
いつ何時大きな失敗をしてもおかしくないし、失敗を認めることもできません。

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「頑張らなきゃ」から、降りる
これは、「自信がない」「自分はまだまだ」という思いに、二の足を踏んで、「自信が欲しい」と思う人に向けた考え方です。
本当は、「自信がない」「自分はまだまだ」という考え方自体が勘違いなのです。
仮に過去が失敗続きで「何一つできなかった」という思いがあっても、「だから自信がない」と心配する必要はないのです。
「自信がない」「まだまだ」も余計な判断、勘違い。
それに気づかないでいると、
大事な決断を「自信がついてから」と先送りしてしまったり、
「もう少し頑張らないと!」と無理をしすぎたり、
「自信をつけるために、次はこの資格を取らないと!」と自分にムチを打ち続けることが起きます。

しかし、「先延ばし」をしても状況は変わりませんし、「無理」しても「さらなる目標をクリア」しても、きっと自信はつかないでしょう。

というのは、思考の始まりが、「自分はまだまだ」「自分には能力がない」という「ネガティブ妄想」だからです。
最初の思い込みから降りないと、きっといつまでも「自信がほしい」という思いに駆られてしまうことでしょう。

「まだまだ」というのは、必要のない判断であり、妄想であることを自覚すること。
そんな思いに「反応」しないで、ただ今なすべきこと、今できることをやっていくことの方が大切なのです。

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「とりあえず体験を積む」、それだけでいい
もし、唯一「自信」が持てることがあるとすれば、それは「こう動けば、成果が出る」という見通しが立つようになった時です。
それはもちろん、行動・体験の積み重ねによる”時間の蓄積”の後に、初めて成り立ちます。
どんな世界でも、成果が出せる見通しがつくには「10年かかる」と言われます。

本当は、今この瞬間に、何の判断も要らないのです。
ただ、「やってみる」だけ。
やって「体験を積む」だけでいいのです。
自信をつけるためのたった一つの方法を著者はこう説明しています。
①やってみる
②体験を積む
③ある程度の成果を出せるようになる
④周囲がみとめてくれるようになる
⑤「こう動けば、ある程度の成果が出せる」と見通しがつくようになる

①やってみる、さえも難しいこともあります。
でも、そんな時こそ「これは妄想ではないか」と考えること。
「失敗するかもしれない」「迷惑をかけるかもしれない」「わたしなんて、まだまだ」というためらい。
それも、妄想です。
ここでも、その妄想に反応しないで、妄想は妄想に過ぎない、と正しく理解すること。
そして、「とりあえず、ただやってみよう」というスタートラインに、意を決して立ってみることが大事なのです。

そして、やり方がわからなかったら、聞く。
教えてくれれば感謝して、迷惑をかけたら謝る。
そして「頑張ります」という最初の思いに立ちます。

こうした態度は、できるかできないかという結果に執着しない、仏教的な心構えであると著者は言います。
やってみて、少しずつできるようになって、経験を積んで、あるときふと振り返ってみたときに、「これだけ続けてきたんだな」と思える場所に立っている。
ある程度成果が出せるという見通しが見えるようになっている。

そのとき感じる手ごたえが、「本物の自信」なのです。
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ワタシも自信が欲しくて、資格のコレクターを重ね、「無理してでも頑張り」を重ねてきました。
それでも、「どうにも全く落ち着かないなー!!!」と思っていました。
必要なことは、自分の悩みを理解すること。心の状態を「きちんと見る」ことだったんです。

understandlove.hatenablog.com
そして、ムダな反応を止めて、心を自由にすること。
understandlove.hatenablog.com
そして、あれこれ考えていないで、淡々と「とりあえずやっていく」こと。

そんなことを大事にして明日を生きてみようと思いました。
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ゆっくり休んで、良い夢を。
では、また。
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