昨日は、習慣化しはじめる1日目から7日目には、いつも通りを維持しようとする習慣引力が最も強い、挫折率が一番高い期間だということを読みました。
その対策として、ベビーステップ(ごく小さい1歩)で始めること。
そして、シンプルに記録すること。
それが大切でした。
そうした一番初めの時期が終わると、予定に振り回されやすい時期になります。
年末年始の忙しさの中で、さまざまな予定が入っても、あなたが手に入れたい習慣をゲットするには、ちょっとしたテクニックがあるのです。
不安定期(振り回される)8日目~21日目
反発期を過ぎたこの時期は、不安定期で、急な残業やプライベートの予定に振り回されてしまい挫折することが多い時期です。
不安定期の挫折率は、著者の経験上40%。
反発期同様、挫折率が高い時期です。
反発期はベビーステップでもいいから、とにかく続けることで、習慣引力に身体を慣らしてきました。
不安定期はハードルを上げ、大きな推進力で習慣引力を振り切ります。
たとえば、「1日30分英語学習する」ことが、習慣化の目標だったら、30分間しっかり毎日勉強を続けることにします。
そこで問題となるのが、急な残業やプライベートの予定です。
時間が取れなくなるのです。
この問題を上手にクリアするために、「不安定期は続ける仕組みをつくる」ことを目指します。
1 パターン化する
パターン化とは、「あなたが身につけたい習慣を一定パターン(時間・場所・行動)に落とし込んでしまう」ことです。
一定パターンで続けることは、習慣化にとても効果的です。
パターン化することで、身体に行動リズムを覚えさせることができるからです。
身に着けたい習慣にフィットする時間帯や場所・行動を考え、そのパターンを「聖域」として確保するようにしましょう。
2 例外ルールを設ける
パターン化して「21時からの1時間は英語の勉強をする」と決めたとします。
しかし、残業で帰宅が23時になった日はやる気がわいてこないものです。
そして「今日ぐらいやらなくてもいいや。明日頑張ろう」という誘惑がやってきます。
しかし、これが挫折のきっかけになります。
このような急な予定や決めたとおりに行動できない場合に有効なのが、「例外ルールを設けること」です。
例外ルールとは、「残業や飲み会・やる気がしない時に何をするかをあらかじめ決めておくこと」です。
飲み会、残業、週末の家族との予定、天気(雨・寒さ)、気分が乗らないなど、決めたことが守れないケースは必ず出てくるものです。
その時に適用する簡単な例外ルールを決めておくこと。
反発期と同様に行動をゼロにしないことが目的なので、たった1分、1回でもいいので、小さく行動しつづけましょう。
「パターン化+例外ルール」であなたの続ける仕組みの8割が完成します。
よく、この不安定期で挫折してしまうので、パターン化と例外ルール、やってみようと思います。
今日は少しは休めましたか?
寒い日が続いていますので、温かくしてお休みください。
では、また。