「習慣化」については、第一人者と言ってもいい古川武士さんの新しい1冊。
このちょっぴりくすぶりやすい時期だからこそ、自分の生活を見直してみたいと思います。
久しぶりに書くので、ごちゃつきがあると思いますが、お許しください。
人の幸せの9割は週間によって決まる
人の行動と思考の約80%はパターン化され日常の中で無意識に繰り返しています。
そのため、なかなか習慣を変えられない、というのが著者は言います。
しかし、習慣を変えるのは難しいから仕方ない、と諦めるのは早い。
人の幸せの9割は習慣によって決まるからです。
行動・思考・環境の切り口から、うまく自分を乗せて習慣化できるようになること。
本著では65の方法を紹介しています。
一緒に習慣化のスキルを身につけて悔いのない理想の人生を作りましょう。
楽しむことを第一優先にする
「楽しむ!」は習慣化において意外と見落とされやすいポイントだそうです。
まずは「苦痛なことでも根性で続けることにこそ、美徳がる」という価値観から解放されましょう。
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なぜなら私たちは感情を持った生き物であり、原則、好きなことは続くし、辛いことは続かないからです。
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もし運動を始めたいと思っているなら、テニスでも、ヨガでも、卓球でも、ウォーキングでも何でもいいので、楽しめるかどうかを第一優先にして選んでみてください。
運動を例に挙げましたが、早起きや片付けなども同じです。いかに楽しむかを先に考えないと、義務感やノルマだけで自分を動かそうとするとずっと大変なままです。
「なにをすべきか」ではなく、「なにをしたいか」からスタートしてください。
実は、このコロナのちょっとした時間に、ダイエットを性懲りもなく再スタートしました。
食事や体重を記入するアプリです。
食べたものや気に入った写真もアップできる日記付き。
他の人の食事日記を見たり互いに励まし合ったりが楽しくて、1週間たっていないのですが、1キロ落とせました。
レコーディングダイエットの名著『いつまでもデブと思うなよ』を繰り返し読んでいたのですが、なかなか体重に響かず辛かったのですが・・・。
(本を読んでいるだけで、「メモ帳に記録する」の作業に乗れなかったんです・・・)
楽しい!は続きますね!!
「これならできる!」からはじめる
10年間、毎日日記を書き続けている人に継続のコツを聞くと、答えは「無理しないこと。
1行だけでもいいから、毎日書くこと」
と言っていました。
そう、この「ベビーステップ」こそが、行動や継続の真髄です。
ベビーステップとは、なにかをはいめるときに赤ちゃんのような小さな一歩から踏み出すことです。
行動を起こすまではとても気が重かったのに、一歩踏み出してみたら、やる気が後からついてきて行動が進んだといった経験はないでしょうか?
私たちは行動を「0」から「1」にするのに膨大なエネルギーが必要ですが、「1」を「2」や「3」にするのは、さほど力がいらないものです。
初動がもっともパワーを必要とするのです。
続けられない人は、例外なく完璧主義者です。
そのため、日記を1行だけ書くという発想は出てきませんし、「どうせやるなら、ちゃんとやらないと意味がない」とハードルを高めてしまいます。
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ポイントは「面倒」「恐い」「不安」などの感情が出てこなくなるまで徹底的に行動のハードルを下げることです。
そして、継続のためには初動のハードルを下げてでも行動をゼロにしない、ということです。
「ベビーステップ」の言葉は仕事でも使うことがでてきました。
本当に大切ですよね。
何か始めるとき、「せっかくやるなら」と、ついハードルを上げるんですけど、ホントに続かないんですよね。
春になって温かくなってきたので、ワタシもジョギングを再開しました。
超ベビーステップで、スマホに入れたナイキランクラブで、目標距離は2キロ。
それでも、しばらくサボっていたので、走った翌日心臓周りが痛い~!
そして、「小さな習慣」と言えば、パッケージのかわいらしいこの著書も楽しいです。
試しにとりあえず やってみる・やめてみる
感情レベルで自分にぴったり合うものは無理なく継続できます。
自分の気持ちが載るか乗らないかは、実際にやってみるとはっきりわかります。
たとえば、「運動を日課にしよう!」と決めたとします。
ジョギングやテニスなど、どんな運動だと自分が乗るかをしるために、とりあえずよさそうなものをいくつかは、やってみることをお勧めします。
そうすると、「ジョギングは驚くほど気持ちがいい!」とか「テニスは思っていたよりも楽しくない」など、心身が教えてくれます。
また、「朝に走るのが良いか、夜に走るのが良いか?」と迷ったときは両方試してみることです。
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正解はないので、試してみて自分の気持ちが乗るほうでやってみる。
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たとえば、「試しに1週間、朝15分間だけメールを見ない」「不要そうな定例会議をまずは2週間やめてみる」、「22時以降はスマホを見ないように3日間だけ電源をオフにする」「3日間だけ定時退社してみる」という具合に実験してみます。
やめることの弊害を恐れている場合、試しに少しだけやめてみないと、どの程度弊害があるかわかりません。
実際に弊害が生じれば戻せばいいという安心感のもとでやめる実験をしてみて、良ければ採用すればいいのです。
だらだらと続けやすい残業が悩みです。
つい打ち合わせが長引いてしまうからです!
春からやめたい!
コロナの関係で定時退社を強要され、早く帰ったら「人生バラ色」でした。
ワタシがやめないと、一緒に働いているスタッフも残業におつきあいしてしまうので、もう、まったなし!
とりあえず「週1日のノー残業デーを守る!」という超ベビーステップから「とりあえず」始めてみます!(これでは、スタッフがかわいそう!!?)
時間の使い方が変則的になる毎日。
休日なのに、家におこもりする日が多かったり。
だからこそ、ちょっと最近の過ごし方とか、今年の目標だとか、てこ入れしたりするのもいいかなぁと思っています。
今日は、朝から残り野菜で野菜スープをコトコト煮込みながら、6年前の手帳を見返していました。
ウィッシュリストみたいなものがあり、「今と同じ目標だぁ」と笑ったり、「お、目標達成!」と喜んだり。
手帳に書いておいたら、何かと叶うものなのかも。
関東は桜の花にうっすらと雪が積もりました。
風邪などひかないよう、気を付けてくださいね。
4月からのあなたの毎日が、素敵な毎日になりますように。
今夜もあなたが、素敵な夢が見られますように!
では、また。