猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

「習慣の力」で、人生を思い通りに動かす~『自分を動かす技術』ゆうきゆう

気温が低くなってくると、カラダとともに考えも気づくと小さくなってしまいがち。

でも、もうすぐ新年がやってくるこの季節。

ちょっとだけ新しいことへのトライも考えてみたいと思いました。

そこで、習慣力を使った、自分の動かし方を読んでみたいと思います。

 

本書で今回面白いと思った項目は、

1.自ら爪を抜く鷹の話

2.重要なのは「全力の1回」より「小さな習慣」

3.目標は「失敗するのが難しい」くらいに小さく

4.ズララララッと並ぶ自分自身を想像しよう

5.「小さな目標」「進行状況」「成果」を目に見える形に

です。

ひとつでも読んでみたい項目があったら嬉しいです。

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1.自ら爪を抜く鷹の話

やりたいことがあっても、自分の年齢や時間を考えると二の足を踏んでしまうことがワタシはよくあります。

でも、カーネル・サンダース、つまりはケンタッキー・フライドチキンの創設者は、フライドチキンのレシピを伝えるためにアメリカ中を旅し始めたのは65歳の時だそうです。

「もう年だから」と思いとどまっていたら、あの世界的成功はありませんでした。

40歳で死んでしまう鷹と70歳まで生きる鷹がいる

野生の鷹には、「40歳で死んでしまう鷹」と「70歳まで生きる鷹」の2種類がいるそうです。

しかし、この2種類、別に違う種の鷹というわけではないんです。

実は、鷹は40歳になるころ、爪、くちばし、羽はすべて衰えてしまっています。

そのため、放っておくとどんどん朽ちていくので、死を待つしかありません。

 

しかし、一部の鷹は違います。

彼らはまず、自ら自分のくちばしを岩にぶつけて、砕きます。

するとくちばしは壊れますが、しばらくすると、新しいくちばしが生えてきます。

今度はその新しいくちばしで、彼らは自らの爪を抜きます。

すると同じく、新たな詰めが生えてきます。

次のその爪で、自分の羽をブチブチと抜いていきます。

すると、やはり新しい羽が生えてくるわけです。

 

すなわち、「自分の今までを自ら壊し、新たに成長できた鷹」だけが、その先の人生をイキイキと長生きできる・・・ということになります。

 

・・・実のところ、現実には鷹の寿命は14~20年くらいで、自らくちばしを折ったりする、ということはあり得ないのだとか。

これはひとつの「寓話」くらいに取った方がいいかもしれません。

とはいえ、なかなかに含蓄深い話ではないでしょうか?

 

ワタシはこれを読んで、今まさに「40歳で死ぬ鷹」になっていることに気づきました。

年齢を重ねてエネルギーが落ちることで、以前のやり方に固執していました。

ぐるっと見渡すと、経験年数を重ねた時に、人はけっこう差がでてきますよね。

新しく違うことにチャレンジすることができるか・・・?

特にコロナ明けの今後は、社会も必ず変わってくるので、新しいことに挑戦するきっかけにしたいと思います!

 

著者によれば、音楽、絵画、小説、演劇、視覚、勉強、留学、起業、ボランティア活動・・・もし機会があれば、試しにチャレンジするのもよいとか。

今までやったことの無い分野にも手を出してみるのも良いと思います。

 

2.重要なのは「全力の1回」より「小さな習慣」

何かを始めようとするときに、「(1回だけ)頑張ろう!」というのは、実はあまり意味がないそうです。

それよりは「”習慣”を始めよう」と考えることのほうが大切です。

 

例えばダイエットをしようとして、1回食事抜いても、体重はそこそこしか減りませんよね。(しかも、すぐ戻る!)

1回だけ何かを全力でやる、というのは、少年漫画の必殺技。

現実社会では大きな成果に結びつきにくいのです。

重要なのは「積み重ね」

「雨だれ石をうがつ」であるように、うんと弱い小さな力でも、ずっと続ければ石にも穴をあけます。

しかし!続かない!!

それをどう継続するか、が問題ですっ!

3.目標は「失敗するのが難しい」くらいに小さく

しかしですよ!

目標を立てた時にはやる気に満ちていても、結局は続けられなくなる!

その要因としては、目標とする量が多すぎて、負担に感じることが挙げられます。

 

例えば、やりたいことが「勉強」だったとするならばどうでしょう?

 

高いレベルなら

  ↓

毎日参考書を1冊終える

参考書を10ページやる

参考書を1ページやる

とにかく参考書を開く

参考書に触る

参考書をちらっと見る

 ↑

低いレベル

 

というようなもの。

 

この「参考書をちらっと見る」から始めるのが、本当の「小さな目標」です!

・・・うわ!小さすぎやしませんか!?

しかし、それが重要なポイントなのです。

やる気ゼロでも、怪我や重病で入院しても、パワー0でも、「これくらいなら絶対にできる」レベルのものが、「小さな目標」なのです。

高確率に現実的に継続できるのは、「小さな目標」だけ。

継続とは、それくらい大変なものなのです。

 

ステーウ”ン・ガイズの『小さな習慣』は最高の名著なので、以前お勧めさせていただきました。

一番下の方に貼っておきます。よかったら、ぜひ。


4.ズララララッと並ぶ自分自身を想像しよう

「今日の行動」は、「明日以降もずっと同じになる」と思うと、やめたいことはやめやすくなり、やりたいことはやりやすくなります。

具体的には、未来の自分が横にズララララッと並んで、「明日の自分」「明後日の自分」「一年後の自分」「死ぬ直前の自分」が今のあなたと同じ行動をとるとイメージしてください。

 

あなたが本を読めば、未来のあなたも一緒に本を読み、今のあなたがさぼれば、一緒にさぼり・・・・。

 

今日何かを頑張れば、未来のあなたたちも、同じことを頑張ってくれる。

そう思うと、今のあなたは「孤独ではない」ということに気づくはずです。

 

そのように考えて、あなたも今この瞬間を生きてみてください。

必ず、あなたの今や、未来が変わっていくはずです。

 

5.「小さな目標」「進行状況」「成果」を目に見える形に

これまで習慣化のカギとなる「小さな目標」について読んでいきましたが、ここからは「継続できる仕組み」について。

 

どんな形でもよいので、とにかく「記録」をつけることです。

目で見てわかる形で残しておくのです。

例えば、どんなに仕事を頑張っても、その成果が実感できなかったり、リセットされたら、やる気は落ちますよね。

「これだけやり遂げたんだ!」ということを明確に実感できると人間の気持ちは上がっていきます。

 

たとえば、こんな表が提示されています。

 

     月・火・水・木・金・土・日

1秒仕事

1秒運動

本開き

 

これは紙やメモ帳に手書きでも、パソコンのテキストでも良いそうです。

スマホのメモでもオッケーです。

この方法の重要な点は、ビジュアル化すると、簡単にサボりづらくなる点。

またもう1点は、今までの成果を見て、達成感を抱ける点です。

これを繰り返していけば、達成感も自身もどんどん高まっていくはずです。

 

さらに、「毎日がゲームのように楽しくなる」という利点も。

「毎日が活性化した」と言う人がたくさんいるそうです。

ゲームでも「敵を全員倒せばステージクリア!」というふうに、明確に目標が定まっていて、それをひとつひとつクリアすることで達成感が得られます。

だからこそ、多くの人がゲームに夢中になるのではないでしょうか?

 

しかし、私たちの日常はそうではありません。

学生時代は宿題やテキスト課題やノルマがありましたが、社会人になれば、仕事以外にそうしたものはありません。

よって、自ら課題を設定し、それをクリアすることを楽しみや喜びにするのです。

 

そして、大事なことは何度でも繰り返しますが、その課題や目標は「失敗するのが難しいほど簡単なことにする」ということ。

するとやる気が出やすくなります。

そして小さなものをプチプチプチプチ潰していく・・・。それが最終的に大きな成果につながるのです。

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ワタシはこの本を読んでから、スマホのメモ帳に

・おやつを1回やめておく

・月予定を1回ちらっと見る

を始めました。

「目に見えるところに貼る」は、結構重要だったと感じました。

 

 

今週、風邪でたおれたりしないで働き続けることができたのならば、それだけでとても立派なことです!

おつかれさまでした~。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。

 

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