猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

自力で自己肯定感を上げる!~『月イチ10分「できたこと」を振り返りなさい』永谷研一

「反省」は振り返りではないと著者は断言します。

自分の失敗やダメな点に目を向けていると、できなかったことばかり目につく「アリ地獄」に落ち込んでしまうものです。

では、あなたが成長し、目的に近づくためには?

あなたを慰めてくれるパートナーや、尻を叩き続けてくれる鬼コーチが必要なのでしょうか?

いや、そんなもの探す方が現実的ではないですよ!!

 

そして、それはどちらも違うと著者は言います。

答えは「自己肯定感」。

誰かに認めてもらうんじゃなく、自分で自分を認めること。

それは「自分で自分を前向きにとらえているか」ということです。

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自己肯定感が高いと、自然と心のフタが開き、自分の本音と正面から向き合うことができます。

自らを認めている状態であるために、弱い部分にも向き合えるのです。

自己肯定感がある人は、ワクワクできる人です。

著者は多くの人材育成に携わる中で、「自己肯定感」が高い状態にならなければ行動は変えられない、と結論付けました。

自己肯定感を高める状態にするには、ちょっとした習慣の変化でつくることができます。

その習慣こそが、「できたこと」を見つけることなのです。

 

今の心の状態が分かる5つのサイン

自己肯定感の高さは、ある程度自分で把握できます。

風邪のひき始めと同じように、自己肯定感が下がったときに出やすいサインがあるのです。

 

□人からの感謝の言葉やほめ言葉を素直に受け止められない

人からの「ありがとう」や、「頑張っているね」「すごいね」などの賞賛を素直に受け止められない時は、かなり自己肯定感が下がっています。

「嬉しい」という感情より「不安」になり、「何か裏があるのではないか?」と勘繰るようなケースは要注意です。

 自己肯定感にはアップダウンがあるのが当然だそうですが、大事なのは、自己肯定感が落ちていることに気づくことだそうです。

 

自己肯定感の低下を見抜く5つのサイン

・他者を否定してしまう

・忠告されたときに「怒り」がわいてくる

・失敗をしたときに「言い訳」してしまう

・新しいことにチャレンジする意欲がわかない

・人からの感謝の言葉や褒め言葉を素直に受け止められない

 「うまくできた!」は絶対にメモ

「できなかったこと」は無視していい

自己肯定感を高めるには、思い切って「失敗」や「できなかったこと」を無視してしまうのです。

失敗から多くの学びがあることは否定しません。

ただ、そこに成長につながる宝の山があったとしても、たどり着けなければ意味はないのです。

 だから、まずは失敗やできなかったことは完全無視。

私たちが見つめることはただ1つ。「できたこと」です。

1日5分!「できたことメモ」の習慣

「できたことを書きためる」ことは、自己肯定感を高める有効な方法です。

あえて毎日「できたこと」を書くことで、つい陥りがちなネガティブな視点を矯正し、自己肯定感を高められるのです。

1日の終わりに5分だけ「できたこと」を思い出し、手帳やノートに書き込む。

これだけで多くの実践者が自己肯定感を高め、成長を実感しています。

 著者は例として手帳のウイークリーページにできたことを書き込む例を挙げています。

そのほか、スマホのメモ機能などでも構わないそうです。

 

ただ、ワタシも日記に「できたこと」を書いたりするのですが、自己肯定感が落ち込んじゃった日は、なかなか見つけられなかったりします。

そこで、「できたこと」探しのポイントとして・・・

できたことを探すコツ

できたことを探すコツ①  「気持ちがいい」と思ったらすぐにメモ

1つ目の視点は「感情」です。

・たまっていた仕事がやっと終わってスッキリした。

・クレームの対応をうまくできてホッとした。

・有給休暇を取って旅行に行きリフレッシュできた。

このように自分の気持ちに着目し、少しでも「感情が上がった」と感じられる出来事は「できたこと」になりあす。

感情の変化に目を向ける余裕がない人も多いでしょうが、そこに「できたこと」はたくさん転がっているのです。

 確かに、仕事がたてこんでいる時期こそ、「スッキリした」「ホッとした」がたくさん転がっている気がします。

できたことを探すコツ②  「時間」「実績」「習慣」を書き出す

出来たことを見つける2つ目の視点は「数」です。

納期通り製品を発送できた(時間)

・商談をいつもより2件多くこなした(実績)

・新聞を1か月間、毎朝欠かさずに読んだ(習慣)

【時間】では、「いつもより早くできた」のようにスピードが上がったことはもちろん、計画通りにできたこと、なんとか間に合ったこと、時間を有効活用できたことなども含まれます。

【実績】とは、何かのスコアが上がったことです。

たとえばビジネスにおいて、「契約を3件受注できた」「売り上げ目標を達成できた」といった最終結果はもちろんですが、それに至るまでの商談数やアポイント数、電話を掛けた数など、何か1つでも数字が上がったことがあれば「できたこと」としましょう。

そして【習慣】とは、続けることができたことです。

毎日、毎週、毎月・・・継続できたことを探します。

「お客様に会うたびに、次の提案の約束を取り付けた」「毎週の部内会議で、3週連続でレポート発表できた」など、繰り返しやれたことを探します。

何か月も続けられたことだけでなくても、今まで手を付けられていなかったことを3日間でも続けられたら、それも「できたこと」です。

 

出来たことを探すコツ③  「他者の反応」から探す

他者の視点によって「できたこと」が見つかることもよくあります。

・プレゼンが終わった後、拍手をもらった

・お客様に品物を届けたら、「ありがとう」と言われた

・先輩の仕事を手伝ったらランチをおごってくれた

自分がしたことに対して、相手が何か好意的な行動や言動をしてくれたら、それでも「できたこと」になるのです。

 

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締め切りに追い込まれる時期ですね。

だからこそ、「できたこと」はたくさんあるかもしれませんね!

今日も1日お疲れさまでした。

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では、また。