松下幸之助。小学校中退にして「経営の神様」。
体も弱くて、生涯に何度も入院生活を送っている深い挫折を知っている人でもあります。
こんばんは、ラブです。
松下幸之助は、9歳で丁稚奉公に出された裕福とは言えない家庭のの出身でした。
父を11歳、母を18歳で亡くし、7人居た兄姉を26歳ですべて失っています。
ないないずくしの松下幸之助が、なぜ松下電器(パナソニック)を一代にして、世界的な企業に育て上げたのでしょうか?
松下幸之助が作ってきた松下電器は、ただ利益を上げることを目標として成長した会社ではありません。
人を大事に育て、お客様についてとことん考える。
商売を通して、社会の発展に寄与することを目指してきた松下幸之助。
ここでは、語りつくせないほどの大きな思いがありました。
それについては、後日熱く語らせていただきます!
自分の体験から生み出した仕事の基本、核となるビジネスルールは、私たちの背中を力強く押してくれます!!
沢山の言葉を残してくれた松下幸之助ですが、本著には101の名言が厳選されています。
僭越ながら、選ばせてもらい、いくつかご紹介させていただきます。
読んでくださったあなたの お気に入りの一つが見つかったら嬉しいです!!
今日のサラリーマンに要求されているのはプロの仕事である
「君な、商品というものは、抱いて寝るくらい可愛がりや。そうすると必ずものいいよるで。ここをこうしてくれとか、ここをああしてくれとかね」
幸之助がいう「プロ」の力とは、知識や経験だけでなく、真剣勝負の覚悟と責任感を持った人。
給料をもらっている以上、プロの仕事と自覚を自らに問いかけていきたいものです。
自己の向上に努めるのは「自分の義務だ」という意識をもっておられるか。
病気と親しくなれば、病気の方から卒業証書をくれるもんや。
ある幹部が病に倒れて入院し、1年の療養を宣告されたときに、突然見舞いに来て言った言葉だそうです。
「君、病気してよかったな。せっかく病気したんや。病気をたいせつにしいや。
君も知っての通り、僕は若い時から体が弱かった。病気から逃げたこともないし、感謝してるで。君も感謝しなあかん。これも修練と積極的に近づいていけば、病気の方から卒業証書をくれるもんや」
不運が起きても、「何事も結構」という前向きな姿勢ですべてを受け入れ、立ち向かっていく生き方でした。
反省すべき点は、ほかに求めず、自分にあると考える
自分の仕事に惚れ込んでいる人は 幸せである
常に小言をいってくださる 非常に難しい お得意様をもっていたから、今日の松下電器がある。
さらにこう言っています。
「その人たちをさらに満足せしめる努力をしていったならば、こっちの腕が、こっちの考えが非常に進歩して、ぐんぐんと力が伸びていくのです」
過ちを犯したとき、いかに対処するかで、その人の本当の値打ちが決まる
ある大学の先生から、製品について苦情の手紙が来ました。
早速松下幸之助は担当の最高責任者に連絡して謝罪に行かせました。
手紙を出した先生はご立腹でしたが、責任者が誠心誠意お詫びの言葉を述べ、事情を説明し、しかるべき処置を講じたところ、怒りも解けました。
それどころか誠実な対応に好意をもって、ほかの学部のこういうところにも売ったらどうかということまで教えてくれたのです。
一人の人間として素直に誠意ある態度をとれるかという心がけにこそ、その人の真価と言っているのです。
指導者は才能無きことを憂うる必要なないが、熱意無きことを恐れなくてはならない
自分の欠点をみなに知ってもらい、カバーしてもらうことによって、今日までやってきた
幸之助は小学校中退という学歴で下から、知らないことは新入社員であっても質問し、教えてもらいました。
自分の欠点を素直に認め、ありのままを部下に知らせる。
できそうでできないことではありますが、そんな上司ならついていきたいですね!
今日もお疲れさまでした・・・。
寒い日が続いていますね。
風邪などひかないよう、お気をつけてお休みください。
では、また。