人間の脳は、安全ですごすために「過去の失敗」を繰り返し思い出してしまうものですね。
でも、そんなことを思い出してばかりでは、なかなか元気が出ません。
ちょっとしたトレーニングで、意識的に未来に視点を変えてみませんか?
本日あなたが使うツールは、あなたの「憧れ」です。
こんばんは、ラブです。
イマジネーションを鍛える
イマジネーションを働かせることは、未来を創造していく力になります。
こう在りたいという「未来」に対して、「現在」を決めていくのです。
あなたの人生を豊かに生きるには、決して「過去」を持ち出して「現在」を決めたりしないことが大事です。
イマジネーションの力は、そうした未来を想像することで、新しい何かを生み出し、創造していく力の源になります。
「自分の欲しいものを手に入れて、生き生きと生活したい」
「充実した豊かな人生にしたい」
そう願うなら、まずはその「未来」をビジョンとして明確に思い描くこと。
そして描いた未来をイメージすることで湧き起こる体感を呼び起こすことです。
それによって、潜在意識は動き始めます。
そして、今までとは違う、未来に軸足を置いた画期的な行動を起こすことができるようになるのです。
・・・さまざまな「潜在意識」「未来志向」は、よく聞く話ですね。
本著では、そのためのトレーニング法を紹介しています。
ファインプレー創る「未来記憶」
引き寄せなども、この未来記憶を使って潜在意識にアクセスした方法ですね。
未来記憶として、未来のビジョンをイメージする力が強くなると、それを未来に必ず起こることとして、準備できるようになります。
それのことで、未来記憶として脳に刻み付けられるようになります。
守備のうまいプロの野球選手は「こうありたい未来」をクリアに強くイメージしています。
だからこそ、打球が飛んでくる軌跡を一瞬前に正確にイメージできるのです。
まず「絶対にキャッチしたい」という強い「want」が働きます。
そしてチームメイトの動きや球場全体が見渡せる「心の視点」が高く引き上がるのです。
そして、魅せ場をつくってその球場全体を沸かせている、「未来」の自分の姿も鮮やかにイメージできています。
それゆえ、早く自分のところにボールが飛んでこないかと待ち構えています。
そして、未来のボールをキャッチしている自分の姿が、「現実のもの」として鮮明なイメージで観えています。
「こう在りたい未来」をイメージする力を抜群に高めると、ファインプレーを生み出すことが可能なのです。
イメージする力は強めなければならない
この「未来をイメージする力」が弱いと、「現在」に縛られます。
「今」しか見ていないので、ボールが飛んできてから対応することしかできません。
それゆえ、どんなに優れた技術があっても、一瞬対応が遅れるのです。
人が変えられるのは、未来だけです。
変えられない過去や現在にとらわれるのではなく、つねに意識を未来に持っていくことが大切です。
しかし、人間の脳は、過去にこだわるようにできています。
記憶する能力のおかげで、忘れることを難しくさせるのです。
「過去の失敗を忘れたい」と思っているのに、頭にこびりついて離れない、という経験をあなたも持っているのではないでしょうか?
同じことを考え続けて悩んでしまったり・・・。
それは心が弱いとか強いとかの問題ではありません。
悩んでしまう自分を嫌いになる必要もありません。
「人生が上手くいくかどうか」よりも大事なことは、「上手くいかないときに、そこからどうジャンプするか」ということ。
著者も山ほどたくさんの失敗を繰り返しましたが、障壁を超えて前に進めたのは、意識を「未来」に向かたから。
そして、乗り越えることで得られた「逆境マインド」のおかげで今の自分は在ると著者は言います。
変えられるのは、未来だけ。
その未来を自分の意志の力でいかに
切り拓くか、それを私たちはつねに人生から試されているのです。
未来、自分はどう在りたいのか
具体的なあこがれの人にフォーカスして、「イマジネーション」をより強く働かせるための「生き様トレーニング」をご紹介します。
まず心の中に、憧れの人物をイメージします。
自分が憧れを抱き、尊敬できる人。何となく、の感覚が大事です。
映画の主人公や芸能人、周りの人、アニメの主人公、歴史上の人物、何でもかまいません。
坂本龍馬、スティーブ・ジョブズ・・・・。
できれば、二人以上挙げてみてください。
次に、憧れている理由を思い付くまま挙げてみます。
「なぜ、自分はその人に憧れているのか」
「その人のどこに魅力を感じるのか」
ルックスだけでなく、その人の発言や考え方、扇子など、内面にもフォーカスしてください。
複数挙げた人は、それぞれの魅力に共通する何かが見えてきます。
そこからされに、憧れに人の内面を感じ取っていきます。
「自分が好きだと感じるその人は、なぜそうしたあこがれの外見になれたのか」
「なぜ、そういったあこがれの行動ができるのか」
その人の根っこの部分、心の奥にあるものを感じてみてください。
潜在意識に在る意識化されていない部分を感じ取り、言語化していくのです。
このワークをすることで、憧れの人が、ただのあこがれにとどまらず、「未来の自分」の姿になります。
もちろん、その人そのものになれるわけではありません。
けれど、自分が憧れるその人の魅力を、意識化、言語化することで、、エッセンスとして自分の人生の中に取り込むことができるのです。
ただ、未来の自分を想像するだけよりも、「憧れの人」や「その人のどこに憧れるのか」を言語化することで、よりクリアに「未来の自分」をイメージできそうです。
キモチが落ち込んでしまうと、未来から目が遠ざかってしまいがちです。
しかし、過去を振り返ってしまうのは、仕方ないこと。
憧れの人を思い浮かべて分析することで、昨日よりちょびっとだけ前に進めたら素敵ですね。
今日も一日、お疲れさまでした。
ゆっくり休んでくださいね。
では、また。