猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

最強の「スモールアクション」を手に入れよう~『5分の使い方で人生は変わる』小山竜央

脳はガラリと変化することを好みません。

だから、大きな夢を掲げすぎていると、ワクワクと一緒に「でも、めんどくさいな」という思いもふつふつとわいてきちゃったりするわけです。

 

資格や仕事のためにあなたが勉強しようと思っているのなら、その脳の性質を利用して「5分だけ」でいいので本を開くことを目標にしてみませんか。

「集中して3時間勉強する」という目標を持つことは、けっこうな「ビッグアクション」です。

そんなものを急に持ち出してしまっては、脳は「まだ時間があるから、明日にしよう~」と逃げの思考回路に入り込み、言い訳をしだすのです。

 

「3時間集中して勉強する前に、まずはお風呂に入って頭をすっきりさせよう」。

このような現実逃避が始まります。

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実は、目標をちゃんと掲げて生きるがんばる人の日常が、何だか変わらないのは、最初の一番小さな行動「スモールアクション」ができていないから。

そのスモールアクションでさえもで、きていないのに、いきなり大きな行動「ビッグアクション」を求めてしまうため、脳が拒否反応を起こすので、すぐに挫折するのです。

 

スモールアクションは、次のアクションへの橋渡しになるものです。

勉強するのであれば、「5分だけ」のつもりで本を開いてみる。

5分なら、「やってもいいかな」と思いませんか?

こんなふうに考えて、スモールアクションを起こしてみるのです。

 

実際、嫌で避けていたことを少しだけやってみると、「おっ、なんか調子が出てきたな」と感じ、気が付けば没頭していたなんてことがありませんか?

その感覚です!目先の5分を変えることが、成功への大きな1歩になるのです。

 

自分を信じてはいけない

ダイエットや禁煙、勉強をしたいと思っている人はたくさんいます。

(ワタシもそうです!)

その際ほとんどの人が、

「明日からダイエットしよう」

「明日から禁煙しよう」

「明日から勉強しよう」

と心に決めます。

 

なぜ明日からなのでしょうか。

これは自分を信用しているからです。

しかし、結果はどうでしょう。

いつも信用していた「明日の自分」に裏切られるという結末を迎えます。

 

「明日の自分」を信用してはいけません。

そもそも、今できないことは明日になってもできません。

仕事では必ず「期限」を決めるのは、期限を設けないと人はやろうとしないからです。

 

ですから、「明日からやろう」と自分の心が言い出したら、「それよりも、今から5分以内でできることをやってみよう」と仕向けて行ってください。

少しずつ状況が変わってきます。

 

5分後の自分を常にイメージする

1年後や5年後と言った長いスパンで目標を立てる人もいますが、これもけっこう負担になります。

それよりも確実なのは、5分後に取るべき自分の行動を決めていくことです。

 

実際にやってみようと実行すると、実はなかなか難しいものです。

5分経ったら仕事をしようと思っていても、30分以上もスマホを見てしまい、後悔したことはありませんか?

簡単なようで簡単ではないのが、自分の目先の行動を決めることです。

 

1時間で12回も目標を再設定できます

「5分後の自分」の行動を決めていくことの利点は、何度もリセットがでいることです。

たとえば、たった今5分をムダに過ごしてしまったとしても、1時間のうちで12回も目標を再設定できるので、すぐに新たな目標に挑むことができます。

ゲーム感覚で、常に5分後の自分のイメージを意識することから始めてください。

 

ランチを食べ終わり、会社へ戻る途中、椅子に座って集中している5分後の自分を想像してみましょう。

こうすれば、昼休みの余韻でぼーっとしてしまうことが避けられます。

 

朝、目が覚めたら、ベッドからすぐに出てシャワーを浴びている5分後の自分を意識してください。

その通りにできれば、1日の始動はスムーズになります。

 

そのほかにも、いくらでも5分後の自分をイメージすることは可能です。

 

「苦手な仕事の企画書を書いている5分後の自分」

「ちょっと面倒な取引先に電話をかけている5分後の自分」

「外に出て、ジョギングをしている5分後の自分」

「資格取得のための勉強をしている5分後の自分」

こんな具合に目先の5分後の自分の姿をイメージし、そのイメージに実際の自分を合わせていってください。

 

5分後のイメージと実際の自分にギャップが生まれることもあるでしょう。

その場合は、すぐに再設定して、新たな5分後の自分をイメージするようにします。

 

5分という時間は非常に短く、その時間内にできることの1つひとつは実に小さなことかもしれませんが、1日を終わって振り返ってみると、かなりの量の物事が成し遂げられていることに気づくでしょう。

 

5分の力は侮れないものです。

1年後の自分も10年後の自分も、目の前の5分という短い時間が創り上げていくのだ、という感覚を常に持ってください。

それを意識することができれば、つらい努力などをしなくても、目標を達成することができ、長期的な成功やお金を手に入れることができるようになります。

 

 

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「5分後」というリアリティに、すごくワクワクします。

大きな夢は、ワクワクと同時に確かにちょっとしたプレッシャーさえ感じることがあるものではないでしょうか。

それならば、羽のような軽さを持った「5分」を楽しみながら生きていくのも、アリかもしれません。

 

明日があなたにとって、素敵な1日になりますように。

では、また。

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