猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』栗原毅

今日、ヨガ教室に体験で入ってみました。

以前やっていたこともあり、ちょっとは何とかなるという気持ちで軽く参加。

いや、体の硬いこと。

 

そして何より、鏡に映る自分の体型に目が覚めました。

やばい。

以前参加した時、こんなお腹じゃなかった!

人間ドックの生活指導で注意された意味がよくわかりました。

待ったなしのダイエット。

でも、きついのは結局続きません!!

そこで、無理なく生活で続けられる本が、まさに本書です。

 

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2023年、1番売れたダイエット本である本書。

内臓脂肪の名医である著者。

よって本書は、ほかのダイエット本とは、視点が違います。

「やせスイッチ」をオンにするために具体的なアプローチを提唱。

生活習慣の工夫としてはたとえば、

①歯を磨く

②チョコレートを食べる

③緑茶を飲む

 

内臓脂肪の専門医である著者は、「脂肪肝」「歯周病」「血糖値の上昇」「脂肪燃焼に茶カテキン」「糖質を1口分オフする」「軽い運動」こそが、「やせスイッチ」にかかわるとしています。

具体策に特化した本書。

即行動に起こせる身近な行動変容を提案している本書。

あなたの生活にも参考にできる面があったら、ぜひとも一緒にチャレンジしませんか?

1週間で「やせスイッチ」がオンになる最強プログラム

1.歯を磨いて口の中をきれいにする~歯周病を治すことがやせるための第一歩

①歯だけではなく、舌も磨く

②歯磨きは、朝起きてすぐと就寝直前は必ず行う

③起床後と就寝前の歯磨きは5分以上かける

④目的に合わせて歯磨き粉を選ぶ

⑤定期的に歯医者に行く

2.高カカオチョコレートを食べる~糖の吸収を緩やかにし、豊富な食物背にで腸内環境改善、脂肪肝を予防

①食べるタイミングは食前がベスト

②1回5gを1日3~5回に

③カカオ含有量70%以上

④間食に食べてもOK

⑤リラックス効果でストレス軽減

3.緑茶を飲む~代謝を高め、糖の吸収を抑え、血圧や血糖値を改善し、抗酸化作用で免疫力アップ

①食前に100ml飲む

②ペットボトルの緑茶でもOK

③1日に500ml程度飲む

④健康成分が多い濃い緑茶を選ぶ

⑤茶葉まで食べたら効果絶大!

4.糖質をちょいオフする~脂肪が消費され、血糖値上昇を抑え、生活習慣病を予防、健康にやせられリバウンドなし

①ゆっくりよく噛んで食べる

②いつもの食事の糖質を1口分減らす

③減らした分はたんぱく質をとる

④カロリーは気にしなくてOK

⑤食べる順番も変えると効果アップ

5.軽い運動をする~筋肉量が増え基礎代謝が上がり、血流が改善し、自律神経が整う

①電車や空き時間にできる簡単なものでOK

②メインで鍛えるのは下半身の筋肉

③激しい運動は必要なし

④しっかり歩けば運動になる

⑤無理なく毎日続ける

 

歯を磨かなければやせられない

1.口の中がきれいでないと、やせられない~食事や運動より大事

口の中の悪玉菌は、食べ物や唾液と一緒に腸まで運ばれ、腸内環境に影響を及ぼしていることが分かってきました。

腸内細菌のバランスが悪くなると、脂肪燃焼が悪くなり、やせにくくなります。

やせる新常識!起床直後の就寝直前に歯を磨く

就寝中にたまった歯周病菌を落として、体内に入るのを防ぎましょう。

寝る前には食べかすをきれいにして就寝中に歯周病菌が増えるのを防ぎます。

朝ご飯前に磨き、食べ終わったらもう一度磨きます。

磨きsラシや出たるフロス、タフトブラシなどを併用するのがおすすめです。

歯ブラシの交換は1か月に1回が目安です。

舌磨きは歯ブラシでごしごしこすることはNGです。

2.みるみる体が変わる最強にやせる食べ方

血糖値を制すれば脂肪肝が改善してやせ体質に

血糖値とは血液中に溶けている糖(ブドウ糖)の濃度のこと。

気を付けるのは急激な上昇です。

食後に血糖値が急激に上がると、すい臓から「インスリン」が分泌されます。

インスリンは血糖値を調節するホルモンです。

血液中のブドウ糖を肝臓や筋肉に取り込ませ、血糖値を下げる働きをしますが、同時にその過程でブドウ糖を脂肪に変え、肝臓などに蓄えるよう促す働きをします。

 

空腹時に糖質が多く含まれるものを食べると血糖値が一気に上昇し、インスリンが過剰に分泌されます。

必要以上に分泌されたインスリンによって脂肪の合成に拍車がかかり、その結果、体内に脂肪が蓄積され、太る原因となるのです。

食後の血糖値の上昇が緩やかであれば、インスリンも過剰に分泌されません。

つまり、脂肪肝の改善にも、やせるためにも、血糖値を急上昇させないことが重要です。

 

3.やせる体をつくる日常でできる筋トレ

本書では鍛えるべき体の部位は「下半身の筋肉」と断言しています。

体の中でも特に筋肉量の多い下半身は、腕やお腹を鍛えるよりも基礎代謝を上げます。

なぜなら、全身の筋肉の7割が下半身に集中しているからです。

特に「第2の心臓」といわれるふくらはぎは大きなポイントです。

本書で進められているのは、次の3つの運動です。

①すわるスクワット

5回を1セットで、朝夕に1セットです。

②ヒールレイズ

 

椅子につかまって、こちらのヒールレイズを。

4秒かけてあげて、4秒かけて床から1センチのところまで下げる。

これを10回繰り返して1セット。

朝夕で1セットずつ。

③歩くだけでも立派な運動

20分から脂肪が燃焼し始めるので、20分以上を1週間に3回程度。

大切なのは、

・背筋を伸ばしてまっすぐ歩く

・歩幅をいつもより広くとる

・踏み出す足は延ばす

・腕は直角に曲げる

です。

脂肪肝がやせにくい体質をつくっている、という話も本書では繰り返し語られています。

ワタシ自身もむし歯があったときに、内臓の調子が悪くなったことがありました。

口の中からダイエット。

口がすっきりしたほうが、「なんとなく」でお菓子をつまむこともなくなるので、今取り組んでいます。

ウォーキングも、20分でよいというのでスタートしてみました。

そして、動くことがほんの少し習慣になってきたので、ヨガ教室も行ってみたり。

(そして、現実にほんの少しびっくりしたり)

本書は、わかりやすく図解しているページが多く、身近に置いているだけで何となく繰り返し読みやすいです。

気になるところがありましたら、ぜひ書店でお手に取ってみてください。

 

今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

では、また。