うっかりや直前のドタバタ、飽き性の性質を持つADHD系の性質を持つこと。
発明家や歴史上の人物の多くが持っている特性ではありますが、現代日本で生きていくには、何かと生きにくいことも多いもの。
「根性」や「性格」の問題として片付けられがちですが、実は「脳のクセ」。
そんな性質を持つ人は、人よりも感情の豊かさ故にその感情がもつ「衝動」も人一倍。
その感情のふり幅によって、「どうにも疲れやすい」「ダイエットがどうにもうまくいかない」「余計な言葉で相手を傷つけてしまう」などで困ってしまうことも多くあります。
そんな時、この「脳のクセ」に合わせた対策をすると、上手くいくかもしれません。
こんばんは、ラブです。
だるさを解消して、パワフルにすごすために
「何だか だるい」と感じているタイプには
集中しているときは、睡眠時間を削りまくり、気づけば長時間集中して作業。
でも、眠くならない。
追いつめられたり、好きなことややりたいことだとガンガンのめり込んでしまう。
食事も、そしてトイレさえも後回し。
疲れたという感覚すら、忘れてしまうことが多い。
どこの発明家の生活なのか?と思うほどの集中力をもつ。
ですが、こういうところがある人は、ADHD系であるとともに、過集中しやすいアスペルガー系の性質も持っているかもしれません。
休憩タイムを意識して設定してみると・・・
すばらしい集中力を持つこの性質をもつタイプ。
その分だけ、実は「自分が疲れている」というセンサーが効きにくいのです。
だから、とことん頑張れるのです。
しかし、限界を突破して働きまくってしまう。
だから、意図的に「疲れをとる」ことを時間をきめてやっていく必要があるのです。
学生時代なら、授業と授業の間に必ず休み時間がありましたね。
しかし、会社には昼休み以外、決まった休憩時間はありませんよね。
過集中してしまうクセがあるのならば、意図的に「1時間やったら5分休む」など、自分で意識して身体を休ませるようにしませんか。
デスクから離れて伸びをするだけでも違うのです。
許されるなら、屋上などへ出て深呼吸をして、意識して集中しっぱなしの神経を解きほぐすこと。
また、自分ではどこも悪くないと思っても、定期的に健康診断やマッサージに通うなどメンテナンスを心がけることも大切です。
「ちょっと体調が悪いかな」というときは、家に帰って休む、ちょっとした集まりは遠慮する・・・などの調整を意図的にする。
睡眠を確保することも、意識しましょう。
「いつもだるい」から抜け出す方法
・仕事のスケジュールに「息抜き時間」に組み込む
・マッサージやヨガなど「身体をメンテナンスする時間」をもつ
・明日できることは、「明日でOK」と考える
・思い切って「1日何もしない日」を作る
・「夜外出するのは週3回」までなど、スケジュールのルールをつくる
・予定は予定。思い通りにいかなくても、クヨクヨしない
・「今疲れているかな?」などと身体に効いてみる習慣をもつ
・定期的に人間ドック、検診を受ける
・「今休んでおかないと、後あ効率が悪くなる」という視点を持つ
・バランスの良い食事を心がける
「不眠」と「寝坊」対策
集中が得意な性質を持つがゆえに、夜中まで遊んでしまったり、何かに集中してしまいがちな性質を持っているADHD系。
明け方までゲームやネットで遊んでしまったり。
友達とLINEで延々恋愛相談。
DVDや小説に夢中になったら、結末が気になってやめられない!
「明日起きられないから、もうおしまいにした方がいい」
「これでは朝、遅くなって遅刻して怒られる」
と、わかっているのに・・・。
しかしこれは脳の前頭前野の機能が十分に働いていないから、止めるのが難しいのです。
子どものころから、宵っ張りになりやすかったりする人も多いのです。
このクセが大人になっても抜けにくかったり、さらに助長されたり、なんてことも。
良い眠りが最高の脳の栄養
しかし睡眠不足は、脳にも身体にも大敵です。
でも、なかなか気づきにくいのが私たちなのです。
眠らないで働けてしまうし、そんな自分に万能感を感じられるし。
しかし、これをやり続けて、ぶっ倒れてしまったことがワタシにはあります。
まずは、規則正しい生活リズムをつくること。
起床時間や就寝時間、食事やお風呂の時間も、ある程度決めてみると、疲れにくくなります。
また、テレビやゲーム、読書などの楽しみを切り上げる時間も設定してダラダラと長くならないように、手を打つことですよね~?
せめてベッドに入る1時間前には、静かなリラックスタイムを意図して作ること。
直前までスマホで漫画とか、ブルーライトのせいで眠りにくくなるんですよね。
タイマーを使うとか、目に刺激がない楽しいものをベッドサイドに用意するとか。
良い眠りは脳の疲れを取り、明日もしっかり脳が働けるようリセットしてくれます。
7時間以上はしっかり寝ること。どんなに仕事が楽しくても、漫画がやめられなくても!
残念ですが「疲れ知らずの身体」を持っているのではないのです。
疲れを感知しにくい「頑張り屋な神経」を持っているだけなのです。
だからと言って、その頑張っている身体に甘えすぎてはいけません。
ちゃんとあなたの身体を大切にしてあげてくださいね。
ダイエットが苦手なタイプは
物も体重もなぜだか減らせない
はっと気づくとベッドに転がって、オヤツをつまみながら漫画を読んでいたり。
しかしこれが、至福の時間だもん、やめられない!
でも、ただでさえ片づかない部屋には、お菓子の空き袋や飲みかけのジュースが・・・。
いつの間にかこんなに飲み食いして、節操のない食生活やら、贅肉を体につけてしまったのか・・・。
激しい自己嫌悪に襲われたり。
反省は人一倍やっているのに、どうして繰り返してしまうのか・・・。
反省が足りない?いえ、それは「脳のクセ」。
そのクセに対応した技が必要だったのです。
無理しないで、のんびり痩せる!
痩せられないのは、「だらしないから」ではありません。
勝手に「食べたい!!飲みたい!!」の欲求を優先させて来るのは、あなたの脳なのです。
自己卑下する必要は全くないし、何よりもあなたには自分を肯定することが大事です。
くよくよ悩んでしまうのは、心のエネルギーを無駄遣い以外の何物でもないのです!
そのエネルギーは、自己嫌悪ではなくダイエットに回しましょう。
わたし達が気をつけべきなのは、「目先の楽しさに目を奪われる」瞬間です。
ADHD系は、カロリー計算のような時間を要することは、得意ではありません。
その記入時間の間に集中し続けられるのは、私たちとは別のタイプの人たちです。
だから、ダイエット方法も気合を入れずに簡単シンプルにすることが大切です。
忘れっぽいので、自分が思い出せる範囲のダイエット方法を選ぶことです。
それに、「片付けしながら」などの”ながら”ダイエットも、向くかもしれません。
「片付けしよう」「あ、ダイエットもだ」と自分で「ダイエットのアラーム」をかけることができるからです。
最初に500gでも痩せた喜びを味わうこと。
あとは、弾みがついてガマンも楽しみに変わりやすくなります。
脳の誘惑に負けないこと。
それには、ダイエット仲間を作ったり、食べたものや体重を報告し合うのもおすすめです。
わたしたちのダイエット 3つのポイント
①ダイエットしていることを1日中忘れない
②言い訳は止める
ついついやってしまう「言い訳」。
目の前にある刺激に弱いからこそ、あらゆる言い訳を用意してしまうもの。
「あ、また始めちゃった」と気づくことが大事です。
③成功した姿をイメージする
スリムな画像を携帯の中に入れておくなど、手元に目に見えるものを置く
余計なひと言を言ってしまうタイプは
嫌われることを衝動的に言ってしまう
相手が傷つくことや、ふさわしくない発言をしてしまう場合。
この対人スキルの未熟さはアスペルガー系の人たちと似ています。
思ったことが衝動的に口をついて出てしまうのは、ほぼ同じです。
ただ、アスペルガー系の人は、どうして人が傷つくのかわからないことが多いのに対して、ADHD系はヒトの気持ちがわかるから、かえってしんどいですよね。
わかっていても、反射的にその場では言葉が出てしまいます。
でも、あとから「しまった~!!」と気づいて反省モードに入ります。
しかし!!いくら反省しても、言われた方はやはり気分が悪い。
覆水盆に返らず。
そして、また繰り返してしまったり・・・。
明るいキャラを作ってしまう
私たちは、言っては何ですが、根は悪くないし、人を傷つけたいわけじゃない。
なのに、こんなことで嫌われてしまうのは、もったいない!
でも、後さき考えずに行ってしまうのは、なかなか直せない脳のクセ。
だとしたら、そこの矯正よりも、別の対策を考えることも手です。
たとえば、ちょっとした失言程度なら「まぁ、あいつならしょうがないか」と許してもらえるキャラクターを作っておくのは、どうでしょう。
①明るく挨拶する
②人の嫌がる仕事を引き受けたり、手伝ったりする
③旅行に行ったらお土産を忘れない
ADHD系は、饒舌で、ギャグや笑いで人気に入られようとする「クラウン(道化)タイプ」の人もいます。
けれど、そうした道化ノリは、逆に「軽い」「調子に乗っている」とネガティブに受け止められることもあります。
特に職場では、あまり大げさなキャラクターづくりはしないことの方が得策です。
あくまでも自然にフラットに。
そして、もしも相手を傷つけてしまったと思ったら、まずは誠実に謝るのが大切なことです。
私たちの人間関係対策
・あいさつをしっかりして、「感じのよさ」をアピールする
・「あいつならしょうがないか」と言われる愛されるキャラをめざす
・「クラウンタイプ」になるのを避ける
・相手を傷つけたら、素直に謝る
・合わない人とは距離をとる
・仕事に支障が無ければ、仕事仲間とは仲良くならなくてもOKくらいの気持ちでいる
いろいろ生き辛さも多い私たちですが、がんばりましょう!
今日も暑かったですね。
今日も1日お疲れさまでした。
では、また。