猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

『自分を大事に ゆっくり生きる ゆるゆる漢方生活~漢方薬は使わない かんたん養生習慣』櫻井大典

あなたは自分を大事にしていますか?

そんな余裕がないというなら、ぜひ今深呼吸をしてみてください。

深呼吸も「養生」の第一歩です。

心がしんどくなったとき、嫌なことがあったとき、

2分間だけ、違うことをしてみてください。

一刻も早く嫌な記憶を忘れるためです。

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「頑張らない」ことも養生だそうです。

よい食事。

髪の毛1本、爪1枚、健康も不健康も、すべて私たちが食べたものから作られます。

食べることは、生きること。

 

10分でも早く寝るという心がけ。

あらゆる不調に聞くのは、実は何をもってしてもまずは睡眠が大切です。

 

養生とは、好きな時に好きなことをし絵も、食べたいときに食べたいものを食べても、びくともしない身体を作ること。

禁止を作ることではありません。

ゆるくいきましょう。

そんな「漢方生活」を始める著書です。

本書からワタシが紹介するのは、

①10分でも早く寝る

②ボーッとしよう

③「1食抜く」のすすめ

 

です。

 

 

①10分でも早く寝る

どんな体調不良であれ、中医学の改善法の第一歩は、「まず睡眠!」であることを、ぜひ覚えておきましょう。

著者のところに相談にくる人にも、口を酸っぱくして睡眠の重要性をお話ししているそうです。

それは、どれだけ効果な薬や漢方を使っても、睡眠をおろそかにしていると、期待している効果は得られないからです。

 

中国のことわざに「寧舎一頓飯、不舎子時眠」というものがあるそうです。

これは、「子の刻の睡眠を放棄するくらいなら、一度の食事を放棄したほうがずっとよい」という意味。

子の刻は23時から1時の間。

23時から1時は眠っていなければならない時間です。

何をもってしてもまずは寝ることが先決。

したがって、「睡眠時間を最優先にしてスケジュールを組む」ことを心掛けてみましょう。

 

②ボーッとしよう

「しんどい」「今日ばかりは、何もしたくない」・・・

誰にでも、そんな日があります。

こんな日は無理せず、自分の心のおもむくままに、やりたいことをするのはいかがでしょうか。

ボーッとする、寝る、テレビを見る。

他人に迷惑をかけていなければ、なんでもオッケーです。

なぜなら、しんどいときに無理をすると、たいていの場合、ろくなくなことになりません。

ボーッとしていても、頭の中でついあれやこれやと考えてしまうことがあります。

そんなとき、頭の中で「あ”ーっ」と叫んでみましょう。

実際に口に出してもいいですね。

頭の中で何も考えられなくなります。

 

ボーッとしているのは脳にとってとても大事な時間です。

そのとき脳内では、受け取った情報の整理や自己認識の確認、記憶の整理といった作業を着々とこなしています。

 

ちなみに哲学ではボーッとしていることを「エポケー(先入観を排除して、目の前のことをありのままに受け入れるの意味)」といいます。

休むためだけでなく、活動を続けるためにも、ボーッとする時間は大切なのです。

 

③「1食抜く」のすすめ

お腹がすいてから、食事をしていますか?

ワタシは今さっき、何となくナッツを口にしてしまいました!

食事をするとき、お腹がぐーっとなったり、「ああ、お腹が空いた!」とちゃんと空腹を感じてから、食べるようにしていますか?

 

「食事の時間だから」とお腹が空いていないのに食事をしたりすると、本来は胃腸が疲れていて休みたいにもかかわらず、強制的に働かせている状態です。

さながらブラック企業の社長のごとく、社員にサービス残業をさせまくっている状態といえるでしょう。

お腹がぐーっとなるのは、胃腸が次の食べ物を受け入れる準備ができたという合図。

合図がないまま、お腹が空いていないのに食べ物を入れると、そのブロック企業に勤めて過労で倒れるかのように、食欲がない、下痢が続く、疲れが取れないなど、さまざまな不調が出てきます。

胃腸が弱ると、元気を作る力も低下し、抵抗力が下がり、中医学的には血を作る力も低下。

不安感が取れなくなったり、不眠に陥ることも。

どうすればよいかの答えは、「1食抜く」です。

この飽食の時代に「食べなくて病気になる」は非常にまれです。

それよりも、食べ過ぎや栄養過多による不調の方が、明らかに多いのです。

まずは時間にまどわされず「ちゃんとお腹が空くまで食べない」ということを試みてみましょう。

今週もおつかれさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

ではまた。