樺沢紫苑先生の本は、実践しやすいことが多いので、読んですぐやってみました。
生活スタイルが合わず、うまくいったモノ、そうでないモノ、いろいろありました。
本書を読んで私が実践を試みたのは、
・睡眠時間をしっかりとる
・朝食を必ず食べる
・朝の散歩
・メールチェックの返信5分以内
・1番たいへんな仕事を1番に始める
・ランチは食べ過ぎない
・ダラダラと長い会議はやめる
・重要な会議は〔終わりの〕時間厳守
・おやつはナッツ
・緊張したら「ワクワクしてきた」という
・読んだら「気づき」を書き出す
というもの。
このブログで繰り返し書いていますが、ワタシは注意があちこちに飛びやすく、しかも記憶力も低いです。
そのくせ、刺激にも弱く人の悪口にもへたばりやすい。
そのくせ、新しいことには挑戦したいという野望があり、この春から全く違う部署に異動を希望しています。
以前、自分に合わない環境で働いていて、倒れた経験があります。
何故自分をそんなに追い込んだのか?
それを見つけるために、ビジネスや心理学や人間関係の本を読み漁りました。
しかし、読んではすぐ忘れてしまう。
そんなことから、このブログをはじめました。
本書の著者樺沢紫苑先生のあらゆる書籍にある通り、読んで「この方法良いな」と思ったら、メモしておくこと。実践すること。
一度職場を離れても、また復帰できたのは、このブログでのアウトプットが非常に大きいです。
私も読んでくださって足跡をつけてくださる方のブログにお邪魔することがあります。
お互いアウトプットして、より自由な生き方を見つけていけたら!とおもっています。
今回の本で、これらの項目について詳しく書いてある文章と、ワタシが実践してみた結果を綴ってみます。
しっかり睡眠をとる△
睡眠が、いかに大切かを痛感しました。
睡眠がとれている日、そうでない日を比較するようになると、効率の違いに愕然としました。
にもかかわらず、睡眠不足の日がありました・・・。
特に、仕事が終わらないと、21時過ぎに帰宅します。
どんなにダッシュで用意しても、眠りにつけるのが23時。
朝、5時30分に起きるので、6時間30分。
ちょっと足りない。
もっと短くなってしまう日もありました。
興奮して眠れなかったり、iPadで漫画を読むのに夢中になって12時を超えると、睡眠時間は5時間。
でも、帰宅後の休息時間は2時間はふつうに欲しい。
帰宅時間を早められるよう、仕事の精査と集中力アップが必要でした。
12月に入ってから、いろんなスキルを試しつつ、帰宅時間を21時前にできるようになりました。究極の睡眠不足、という日はなくなりました。
もう一歩、睡眠時間のために仕事の仕方を改革です。
朝食を必ずとる〇
樺沢紫苑先生の言う通り、朝ご飯は1日のスタートとして、カラダと脳の覚醒のために必要。
朝、忙しい日はバナナや玄米おにぎりを摂ることにしました。
しっかりしたものを食べていないと、お腹がすいてコンビニに駆け込むのですが、空腹だと、甘いパンを手に取ってしまうことも。
おにぎりのように剥いて巻いて・・・という手数がかからないから、というのもあります。甘いものってのは、どうしてこうもインスタントにできているのでしょう!
朝ご飯を抜かなくなって、朝から頭の回転が割とよかったです。
朝、散歩をする×
朝起きた時に、外で日を浴びながらリズム運動である散歩をしなさい、と樺沢紫苑先生は勧めています。
1回だけ確かめてみました!
しかし、5時半に起きて6時40分に家を出る生活の中で、朝散歩は難しい。
せめて日光を浴びることを大切にするため、毎朝カーテンを開けて、晴れている空をじっと見つめる、というのをやってみました。
職場でもできるだけ日光を浴びられる場所に工夫して行くようにしました。
そのせいか、冬の時期によくある”うつ”の症状が今年は全くありませんでした。
年末年始休みに朝散歩、再挑戦です。
メールは返信5分以内〇
これは、おおよそできました。
自分が返信することが必要な内容のみ、ですが。
5分以内に返すことで、文章に長考せず、短文でも失礼なく返せるので、良かったです。
しかし、「この人暇なのかな」「この件に対して、深く意見があるのかな」と誤解されたのか、延々とLINEが続くということも起きてしまいました。
大事な案件だと、絵文字で切り上げることが難しく、非常に長い話し合いいもつれ込んだり・・・。
今の使い方はグループLINEも多いので、モノによっては、他の人の出方で。
でも、基本的には「卓球のように速攻で返す」は、有効だと思っています。
自分が終わってない仕事だとか、勘違いしていた期日だとか、すぐLINEで確認・返信することで、危うく助かったこともありました。
1番たいへんな仕事を1番にやる◎
コレは、今年手に入れたスキルの中のトップ10に入ります。
ワタシはADHD気質があり、人一倍気が散る気質。
目の前から見えなくなった”ちょっとめんどくさい”案件は、「後回し」がものすごく多い。これで人生何度叱られたことか・・・。
①朝のうちに、お気に入りのメモ帳に「やることリスト」を作る
②優先順位をつける
これだけはやるようにしたら、締め切り破りが格段に減りました(完全に無くなりはしませんがwww)
ランチは食べ過ぎない△
本書にも、血糖値の上昇を防ぐために、「サラダから食べる」とあります。
また、本書によると、人間には”ガーディアンリズム”というものがあるそうです。
起床後8時間後と22時間後は、眠くなるものだそう。
わかっている。
とってもわかってる。
でも、ランチで思わぬ量が出てきてしまうと、「残せない」ということが多くありました。そこで、残す勇気が出ない。
もちろん、いつもの店であれば、量の調整はばっちり。
昼ごはんを減らしても、午後お腹が空く、というのはあまり感じませんでした。
そして集中力は上がりました。
疲れているから、ちゃんと食べよう!なんてがっつり食べてしまうことが、あります。特に眠い時は、判断力が鈍ってそんなチョイスをしがちです。
そして、かえってパフォーマンスが下がりました。午後がよれよれになりました。
昼は軽め!
ダラダラ長い会議はやめる〇
大切なことを伝える時、準備が不足していると、それをカバーするべく、自分の発言が長くなっていました。
お局が長い発言をすると、会議が長くなる。
なぜなら私を突破口にほかのお局も「常日頃から言いたかったこと」を言ってしまうから!老害!!
本書を読んでから、会議で発言しながら若手がワタシの話を何分聞いていられるか、実験しました。
若手の目を見ながら、説明をしました。
若手の集中力は2分が限界でした。
あとは、「頑張って聞いてますけど、眠いっす!」と若手の目が訴えてましたwww
次からは、1分でまとまるよう、事前準備しました。
これは絶対に必要なことですね。
その結果、ちゃんと聞いている人は仕事してくれました。
そして、仕事のモチベーションが低い人は、短く説明した方が、仕上がり具合がよかったです。
重要な会議は終わりを厳守◎
コロナで調子が、悪い人が増えたため、会議時間を短くしてサッと帰らせなければならい、という事態になり、必然的にそうなりました。
「30分でこの会議、終わりね。〇〇さん、お子さんのお迎えあるんでしょう?」
などと言ってから会議スタート。
そうするとまず、誰よりも”お迎えのある〇〇さん”に気合が入るらしく、とにかく良い意見をガツガツ出します。
独身勢も、作業の仕分けを主体的にしてくれました。
独身勢だって、「いつかは自分も子育ての順番が回ってくる」という気持ちでいるのかもしれません。大事な心構えです。
以来、ワタシのところのチームでは、「この会議、何分まで」をたまにやってます。ただ、理由がしっかりないと、やはりダラダラしがち。
理由がなくても集中力が出せるようにするのが課題です。
おやつはナッツ◎
無塩素焼きアーモンドを20粒ずつ小袋に入れて持ち歩くようにしたら、体重が減りました。
朝ごはんや昼ごはんが食べられないときに、以前ならカロリーメイトでした。
アーモンドの方が、美味しくて満腹感があり、カロリーメイトより目立たず口にできました。
ただ、市販の小分け袋は、300Kcal以上入っていて、どうしても多すぎるのが、本当に困る。
いろいろ試行錯誤の結果、百均で小さい袋を買い、暇な時間に自分で小分けしています。
夕方のおやつが欲しくなる時間に、アーモンドを口にしておくと、夕飯の量をその分減らしても、栄養素がきちんと摂れているものなので、全体の栄養バランスも良かったです。
緊張したら、「ワクワクしてきた」と言う△
ワクチン接種のとき、これを言ってみました。
待合室で、心の中でコレをトライ。
不思議なもので、前のめりな気分になれました。
「ワクチン打ったら、またしばらく安心だな」
「ワクチンの後の熱が下がったら、何をやろうかな」
「ワクチン打ったら、自分にご褒美しちゃおうかな」
なんて考えが浮かび、恐怖感が無くなりました。
ワクチン接種のあとも、「受けられてよかったな」と思えたり。
ただ、日ごろこの習慣は忘れがちでした。
緊張しやすい自分なので、スマホのメモ欄や手帳のトップに書いておいて、習慣づけをもっとしていきたいです。
読んだら、「気づき」を書き出す◎
本を読んで面白かったことは、おおよそこちらのブログに書き出させてもらっています。
そのほか、手帳や日記や、スマホのメモ欄に書き込んでみました。
書き込むと、頭に入ってくるので、実行に移せます。
忘れっぽいワタシは、アウトプットしないと、1日たつだけで「どんな内容だっけ?」となります。
どんなに激しく感銘を受けても、です。悲しくなります。本の代金だってかかっているのに。
読んだときは、かなりモチベーションが上がって、「明日からコレを実践するぞ!」となるのですがね〜。
とにかく、アウトプットですね。
手近なところだと、
・メモ帳
・手帳
・スマホのメモ欄
スマホのメモ欄は、「今日スーパーで買うものリスト」も一緒に書いてあるので、実はけっこう目にすることができました。
メモ帳は、ビジネスとプライベートを兼用にすると、こうした「読んだ気づき」を繰り返し目にすることができました。
今回読み返す中で、本書の項目の中で、今後やりたいことが新しく出てきました。
〇2日サボったら3日目は必ずやるルール
・3日坊主をやってしまうことが多いので、「2日サボったら3日目に必ず」ルールで、もう少しだけ新しい習慣を取り入れたいです。
〇1日3回の「ありがとう」
・1日3回の「ありがとう」は、できるようになたら、人間関係よくなりそう。
〇笑顔は「ウェルカム」のサイン
・笑顔!アラフィフは、ふつうにしていても”怒って見える”んですよ。
口角が自然と下がっているから!
アフターコロナでマスクが無くなる前に、習慣がマストです。
〇アイコンタクトは「関心を持っている」サイン
・目を見て話をしていない、という失礼千万なことを割とよくやってしまうので、改めたい。
〇能力を120出そうとすると苦しい。日々90くらいの力で取り組むこと
・自分の力を過信して、体力を週の初めに使い果たすので、時間をせめて区切って終わらせたい。
できなかったこと、たくさんありましたが、それも自分の生活の中で取り入れることが難しいなら、それはそれです。
せっかく楽しい本を読んだので、できることから楽しくチャレンジしていきます。
お疲れさまでした。
では、また。