猫のメメとモエ

生命線があと10年分しかない!どうせなら、やりたいことに(あまりお金をかけずに)ちょっかいを出すことにした猫好きのブログ。メンタルトレーニング、自己啓発、一人旅、猫めぐり、山歩き、真剣な子育て、ジョギング、写真。その他いろいろ。

あなたの人生を飛躍させるアウトプットをひとつやってみませんか?~『アウトプット大全』樺沢紫苑

こんなまじめなブログをよんでくださるあなたは、たくさんのことをインプットし、さらにそれを人生に活かしていると思います。

学んだこともあなたならば、ちょっとその日の行動に活かしたり、言い方を変えたりと工夫して使っているのではないでしょうか
そんなあなたは、きっと自分の成長の速度が速いことに気づいていると覆います。

その成長の速度を支えているのは、あなたのインプットの量もさておき、そうやってアウトプットを人より多く重ねていることが大きな強みとなっている、ということを今日はお伝えしたくて書いています。

 

今回は実践するために徹底して読んでいますので、ブログ内で色分けがされています。

赤は大事だと思うところで、青はワタシが実践するための読み返しのための箇所です。

 

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インプットとアウトプットの割合を3:7にすることで、劇的にあなたの人生が面白くなる!というのが本著の言うところです。

インプットとアウトプットの比はふつうに考えるとインプット7とアウトプット3かと思いますが、それは逆です。

たった3のインプットに対してアウトプット7。

そんなにアウトプットできる?と疑問になるかもしれませんが、

・家族に学んだことをちょっと話す

・ポジティブな言葉を使う

・仕事の初めにTO-DOリストを書く

・文章を書くときには構造をメモして書く

・気づいたらメモする

・文具に投資する

・目標を公言する

そんな日ごろあなたがやっている、ふつうのこと。

それを意識して増やすことで、あなたの人生はさらに上向きになっていきます。

 

いろいろなアウトプットを紹介していますので、お好きなものから始めてみてはどうでしょうか?

 

 

著者は精神科医。アウトプットすることを意識して今日にいたっています。

 

メルマガ、毎日発行 13年

Facebook 毎日更新 13年

YouTube 毎日更新 5年

毎日3時間以上の執筆 11年

年2~3回の出版 10年連続

新作セミナー 毎月2回以上 9年連続。

 

それだけではなく、

基本18時以降は働かない

月10本以上の映画鑑賞

月20冊以上の読書

週4~5回のジム通い

月10回以上の飲み会

年30回以上の海外旅行

人の数倍遊んでいます。

これを実現できているのは、著者がアウトプットの方法を工夫し、実現することで、学びと自己成長のスピードを最大化することに成功しているからです。

こうした人生は、あなたにも可能です。

あなたは、十分にインプットしてます。今度は身近なできるものからアウトプットをより意識していきましょう。

 

アウトプットの基本原則

2週間で3回、インプットした情報を使う

アウトプットを利用するとあなたの人生を飛躍させる理由をここでは短く述べています。

まず、脳には、2週間で3回使った情報は、長期記憶されるという特性があるということ。

だから、情報をアウトプットして「使う」ことで、あなたの長期記憶に移動させれば、あなたの脳はより情報を記憶することができます。

7:3

先ほど紹介した通り、インプット:アウトプットは3:7が黄金比です。

教科書をじっくり読むよりも、問題をどんどん解いた方が理解が深まった覚えた覚えがあなたにもあると思います。

SNSでフィードバックを受けよう

しかし、ただアウトプットしているだけだと成長はそこで見込めません。

フィードバックをしましょう。

アウトプットで得られた結果を評価する作業です。

見直し、反省、改善、方向修正、微調整、原因究明。

たとえば、試験で問題を間違えた場合、成績が上がる子は間違った原因を調べて、復習して、自分の弱点を補強し、二度と間違わないよう勉強をし直すように。

成績が上がらない子は、「間違った問題」をほったらかしにします。

効果的なフィードバックをするには、4つの方法があります。

①短所より長所を伸ばすことを優先する
②「なぜ?」を解決する。

インプットしてアウトプットすると、必ず「なぜ?」が出るので、これを突き詰めると、その先に「気づき」が見えてきます。

「なぜ?」を自分で解決できる人は、成長が速いのです。

次のステージへの脱出ができるので、解決するクセをつけましょう。

③人に教えてもらう

最も効果的なフィードバック法は「人」からアドバイスをもらうこと。

自分より知識や経験の多い人に、アウトプットに対するアドバイスがもらえると、欠点の修正になります。

アウトプットがあなたに与える6つのメリット

この先は、どんなアウトプットがあるか紹介していきますので、おさらににアウトプットのメリットを見直して、アウトプットしていくモチベーションを上げましょう。

①記憶に残る
②行動が変わる

アウトプットは「話す」「書く」「行動する」。

アウトプットはすべては動きであり運動です。

フィードバックがあれば、必ずあなたの行動は良い方向へレベルアップします。

③現実が変わる

あなたの行動が変わると、周りの人にも変化が現れ、現実が変わります。

仕事が効率的になったり、人間関係が円滑になったり。

現実がポジティブな方向に変わるのです。

④自己成長する

インプット、アウトプット、フィードバックを繰り返すことで、確実に自己成長します。

⑤楽しい

ここまでくると、アウトプットは楽しくてしょうがないはずです。

ポジティブなアウトプットをしていくあなたは、人から評価され、もっとアウトプットしていきたくなります。

⑥圧倒的な結果がでる!

自己成長が進んだあなたは、現実がどんどんいい方向に変化します。

職場での評価が上がり、ポジティブな結果の連鎖が起こります。

あなたの人生は、楽しく豊かなものへ変わっていきます。

 

科学に裏付けられた伝わる話し方「TALK

どんなアウトプットをしたらよいのか、構える必要はありません。

日ごろからやっている話をちょっと変えるだけです。

まずは、手っ取り早い「話すこと」でのアウトプットです。

昨日の出来事を話す

読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことを第3者に話してみましょう。

「昨日読んだ本で書いてあったんだけど・・・」などと言う話をしてみる。

2週間に3回話すと長期記憶として定着します。

また、脳は思い出したり思考したり、そして言語化して外界に吐き出されることで活性化します。

SNSで発信する際にも「あのお店に行ってきた!」だけでなく「魚介スープが超濃厚でおいしかった!」と「自分の意見」「自分の気づき」をひとつ盛り込むことです。

ポジティブな言葉を増やすだけで幸せになれる

居酒屋のサラリーマンの話を耳にすると、ネガティブな言葉が多いことに気づくと思います。

あの人たちが上に行けるかというと、難しいでしょうねぇとあなたも思うことと思います。

夫婦関係研究科の対価、心理学者のジョン・ゴットマン博士によると、ポジティビティ比が5対1を下回ると、夫婦は高確率で離婚に至り、ポジティビティ比をもとにした離婚予測は94%的中したそうです。

悪口はネガティブ人生の始まり

悪口を言うと、ストレス発散になるかもしれませんが、実はストレスは増えることが明らかになっています。

フィンランド大学の研究では、平均71歳の1449人に対して行った調査で、ゴシップや悪口をの批判が多い人は、そうでない人にくらべ認知症リスクが3倍あるという結果がでました。

悪口を言っていると、悪いところ探しの名人になってしまいます。

ネガティブ思考はあなたの人生のブレーキになります。

何をやってもうまくいかない人生をあなたがつくりだしてしまいます。

相手の目を見る

ワタシは目を見て話すのが、ときどき苦手に思う時があります。

面白いネクタイをしている人とか、変わったヘアスタイルの人とか、そっちに目が行ってしまうからです。

具体的なアイコンタクトのコツは、眉と眉の間、目と目の間、あるいは相手の花の周辺を見るようにすること。

苦手な人は重要なところだけ、1秒だけ目を合わせるというテクニックも有効です。

目で思いを伝えるのもよい手です。

視線を合わせないと、「話がつまらない」「関心がない」と言う気持ちが駄々洩れに伝わりますもんね。

「長く話す」より「ちょくちょく話す」

職場やプライベートでのコミュニケーションで重要なのは、雑談。

心理学の法則で「ザイオンス効果」と言うものがあります。

アメリカの心理学者ザイオンスが行った実験です。

10人の被験者に写真を見せ、写真ごとに見せる回数が1回、2回、5回、10回、25回と変えます。

提示後に好感度を聞くと、見せた頻度が高い人ほど好感度が高くなったことが分かりました。

接触回数が多いほど、人の好感度は上がります。

「とりあえず声をかけよう」「なんでもいいから雑談しよう」のスタンスでよいのです。

「何を学びたいか」を自分に問いかけてから本を読む

「質問する」のは最も簡単ながら、最も効果的なアウトプットです。

ここで紹介するのは「あなた自身に質問すること」です。

あなたがセミナーや読書、ブログなど読むときに、「ここで自分が一番学びたいことはなにか?」をあなた自身に質問すること。

それだけで、あなたの脳が必要なキーワードを必死で拾い上げ始めます。

ギブ&ギブ

「あいつの頼みならしょうがないな」と思われる人をめざしましょう。

心理学の「返報性の法則」を聞いたことがあると思います。

親切にされた場合、「その親切をお返ししないといけない」という気持ちが湧き上がる心理があります。

人に頼みごとをする場面はあります。

そのためには、日ごろからギブの精神で接しておくことが必要です。

いつかお返しをしてもらおうという気持ちがある人は、見透かされてしまいますよね。

ギブ&ギブでいきましょう。

断る

残業も飲み会も仕事の出来高に関係ない

ワタシは断るのがめちゃめちゃ苦手です。

しかし、これで「やりたかったこと」への時間が食われてしまうのです。

しかし、「引き受けられないほどの仕事が殺到している」のは、「人気がある」証拠。

人気のレストランは、電話して3か月待ちだったり。

すると「そこまで予約がいっぱいなら、相当いい店に違いない」とあなたも思うことでしょう。

きちんと「断る」とかえって仕事は増えます。

断ることにデメリットは生じません。

やってみるとわかるのですが、断ることでたくさんのメリットがあるのです。

優先順位を絶対基準に

上手に断るためには、あなたの人生の中での優先順位を決めていくことが大事です。

そして、迷わず断る、例外なく行う、「謝罪+理由+断り+代替案」で伝えると、誠意ある断り方ができます。

プレゼンする

どうにも回ってくるプレゼンですが、ここには緊張感が出てきます。

しかしプロのアスリートや野球選手たちが大きな舞台程新記録が出るように、緊張はパフォーマンスを最高に引き上げてくれる天からの贈り物です。

緊張するのは、良いことです。

緊張感が悪いことだと思うネガティブで間違った思い込みは、あなたの足を引っ張ります。

しかし、「緊張してきた!パフォーマンスが上がるぞ!」と考えると、ノルアドレナリンが分泌されます。

集中力・判断力・パフォーマンスがアップします。そ

緊張感は「原動力」。そう心得て味方にしましょう。

あなたの能力を最大限に引き出す「WRITE」

書くだけ脳のポテンシャルは最大限になる

学校でも「書いて覚えよう」と言われたことがあるかもしれません。

それは、書くことであなたの脳幹網様体部(RAS)は刺激されるからです。

ドーパミンセロトニンノルアドレナリンの神経系も脳幹の中心にあるRASから脳全体に投射されています。

簡単に言えば東海道新幹線東北新幹線上越新幹線の始発駅である「東京駅」のようなところ、それくらい重要なのがRASです。

RASが刺激されると、大脳皮質に「目覚めよ!注意せよ!細かいところまで見逃すな!」という信号を送ります。

脳はその対象物に注意を高め、積極的に情報収集を始めるのです。

効率よく学びたいなら、手書きで

スタヴァンゲル大学とマルセイユ大学の研究で、「手書き」と「タイピング」群に分け、文字列の記憶を比べました。

手書きの方がタイピングより記憶に残るという結果が出ています。

手書きは記憶に残りやすく、勉強の硬貨が高いことが明らかになっています。

やるべきことは3つに絞る

やることがたくさんあるときは、頭の中の情報を書き出して3つに絞りましょう。

「Aさんに電話」

「15時から会議」

「今日が、書類提出締め切り」

など、いろいろな考えが私たちのあたまに浮かびますが、すべて紙に「書き出し」ましょう。

書き出すことで、あなたの頭の中で空きトレイを作ることも立派なアウトプットです。

自分の思いをSNSにアップしよう。印象深かった本など

アメリカのベストセラー作家、ステー文・キングは『書くこと』について、「作家になりたいのならば絶対にしなければならないことは、たくさん読み、たくさん書くことだ」と言っています。

 

だれかに文章を読んでもらい、フィードバックを得るのは、最強のツールですね。

批判や修正点、改善点、長所、短所、乾燥をもらうこと。

一番の簡単なフィードバックはSNSとブログです。

アクセス数、「いいね!」の数、そしてコメントはフィードバックに繋がります。

文章力を稽古する前に、文章術の本を見ておくのもとても良い方法です。

構成を考えてから文章を書く

ワタシの反省でこの項目を書いているのですが、構成を決めてから文章を書くことはとても大事。

著者は「構成を考えてから」文章を書くことで、スピードが3~4倍以上アップすると言います。

メモに箇条書きの設計図をつくること。

 

さらには、「ブログは30分」「報告書は1時間」など、時間を決めることも時短になるそうです。

TO-DOリストを書く

著者が朝机に向かい仕事を始めようという時最初にするのがこれです。

著者が「最も重要な仕事」としてTO-DOリストを位置づけています。

そのメリットは5つです。

①一日の仕事の流れが確認できる

それは、「成功イメージ」のトレーニン。1日の仕事の設計図になるから。

②集中力が途切れない

「次は何の仕事をしよう?」と考え直しているうちに、集中力が落ちます。

高い集中力、トップスピードのまま、次の仕事にバトンを渡すためには、このリストが大事です。

③うっかりミスがゼロになる

仕事が立て込むと、会議の予定や書類提出の起源が切れたりします。

その日の重要な仕事、よていがすべて書き込まれたリストがあれば、「うっかりミス」を限りなくゼロにできます。

④ワーキングメモリの容量が増える・仕事が効率化する

 

しかしTO-DOリストには正直批判もあります。

それは、上手に活用できていない体と著者は言います。

使い方の原則は次の3つです。

①紙に書く
②常に机の上に置く
③達成したら豪快に線で消す

イデアメモの勝負は30秒

「すごくいいアイデアを思い付いた!」と思っても、3分後にはすっかり忘れてしまった・・・という体験がありませんか?

脳の一瞬のひらめきは神経い細胞の発火、「花火」のようなものだからです。

人が何かに気づいた瞬間、脳の中では神経回路がつなぎ変わるといわれています。

「アハ体験」が起こるというやつです。

数秒前の自分とは異なる自分に自己成長している、ということです。

それは、瞬間的にメモをとる必要があります。

できれば、30秒以内、遅くとも1分以内です。

そのためにも、メモ帳を持ち歩きましょう。

ひらめく、そのためにはぼーっとしている時間も必要

ひらめくときの脳の状態は、ぼーっとしていると自分は思っているときです。

そんなときでもあなたの脳は活動していますから、一生懸命考える時間も大事ですが、ひらめきのためにはリラックスこそ大事です。

 

「創造性の4B」というものがあるそうです。

イデアが生まれやすい場所は、

①バスルーム

②バスの中

③ベッド

④バー

リラックスの時間をあなたに与えることで、もっとひらめきは生まれます。

1冊のノートに思考の軌跡をすべて残す

ノートの取り方は、ひとそれぞれなので「あなたに最高のノート術」を見つけてください。

著者は、1冊のノートに

セミナー、講演の聴講の記録」

「自分のセミナーや出版のアイデア出し」

「会議、打ち合わせの記録」

「映画の感想やアウトプットの下書き」

すべてが1冊のノートに書いています。

仕事とプライベートを分ける人もいますが、「どこに書いたっけ?」が始まることが多いものです。

時系列に書いておくと、どこに書いたかがわかります。

圧倒的に復習しやすく、見返しやすいのです。

実現したい目標は、公言する

よく言われるものではありますね。

これを実践するうえで、大切なことは3つです。

①毎日目標を見返す(著者は、スケジュール帳の1ページ目に書いています)

②目標を公言する

③定期的にフィードバックする(達成度を評価する)

楽しく書く

あなたの自己実現の「相棒」になる文房具には、惜しみなく投資をしましょう。

「各」ことがハッピーにあるために、ペンやノート、マウスやマウスパッドにこだわるべきです。

快適なボールペンがあると、仕事もアイデア出しもすらすらと「はかどる」ものです。

圧倒的に結果を出す人の行動力「DO」

インプットしただけだと陥りやすい「自己満足」をあなたの「自己成長」に変えるのが行動です。

「賢くなりたい」のではなく「変わりたい」なら、行動あるのみ。

そのためには、こんな手立てがあるので、参考にしてください。

続ける

習慣づけの本は、何冊かご紹介してきました。

習慣化に必要な成功法則は

①「今日やる」ことだけを考える

②楽しみながら実行する

③目標を細分化する

④結果を記録する

⑤結果が出たらご褒美を上げる

です。

チャレンジする

新しいことをやるのは、脳が反抗します。

しかし、チャレンジすることであなたの自己成長は起こるのです。

新しいことを学習する機会にもなるからです。

チャレンジは怖いもの。

そんなときは、ハードルが高すぎるせいですから、「ちょっと頑張れば達成できる『プチ目標』」にまで、小さくステップを刻んでスタートさせましょう。

「がんばれば何とかなりそう」を繰り返す

ドーパミンは、難しすぎても簡単すぎても出ないことが分かっています。

「ちょい難」の難易度にチャレンジするとき、ドーパミンが最も分泌されます。

これを繰り返して徐々にあなたが成長し、レベルアップし、大きな目標を達成できるのです。

やる気スイッチは「5分だけ」で押すことができる

なかなか始められない、ということが多くあります。

脳には側坐核という部分があり、この神経細胞が活動し始めると、海馬と前頭前野に信号が送られ、「やる気」が出ます。

脳の調子が上がってっ来るのです。

しかし、側坐核深海細胞は「ある程度の強さ」の刺激がこないと活動を始めません。

必要時間はたった「5分」です。

側坐核は脳の「やる気スイッチ」です。

「とりあえず作業を始める」ことで、やる気スイッチをオンにできます。

 

「やるぞ!」と宣言して、簡単な作業からスタート。

まず、5分だけ頑張りましょう。

 

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今週もお疲れさまでした。

ゆっくり休んでくださいね。

これから、ちょっと新しいノートを買ってきます。

では、また。

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